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「片想い」に“ドット絵”と“水彩画”をミックスした『MUSE: Together Is the New Alone』発表

ピグミースタジオと日本人マルチメディア・アーティストのBaiyon氏は、PS4/PS Vitaソフト『MUSE: Together Is the New Alone』を、「BitSummit 2015」にて発表しました。

ソニー PS4
「片想い」に“ドット絵”と“水彩画”をミックスした『MUSE: Together Is the New Alone』発表
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ピグミースタジオと日本人マルチメディア・アーティストのBaiyon氏は、PS4/PS Vitaソフト『MUSE: Together Is the New Alone』を、「BitSummit 2015」にて発表しました。


Baiyon氏は、『リトルビックプラネット2』のサウンドなどに携わっており、また2008年に世界最大のゲームカンファレンス「GDC」で行なわれた「Independent Games Festival Awards」3部門、「GDC Choice Awards」1部門と、国産タイトルとしての初ノミネートにして4部門という快挙を成し遂げた『PixelJunk Eden』のアート、サウンドディレクターとしても知られています。『MUSE: Together Is the New Alone』では、アートやサウンドのみならず、ゲームディレクションも担当。


本作のテーマは「片想い」。「ドット絵と水彩画」をミックスした独特なビジュアルと、メランコリックでトリッピーなサウンドが特徴となる、個性的なアドベンチャーアドベンチャーゲームです。ノスタルジックな世界とサウンドに彩られたショートフィルムのような本作は、魅惑的な数々の街や風景、そこに住む人々などが、インスピレーションを刺激する不思議な世界へと誘ってくれます。

■ストーリー

小さい街はずれの部屋のベッドで、少女は永遠に眠ったまま…

ある日、少年は少女がしたかった事や行きたかった場所を書き留めていた事を発見。少年はいつか彼女が目を覚ます事を信じて、彼女の代わりにその場所を訪れることを決意する。


◆開発者メッセージ


■Game Director:Baiyon氏
「今回、様々なビデオゲームにアート、サウンドディレクションや、楽曲提供という形で関わって来た僕が、長い時間をかけて構想を練った初ゲームディレクションタイトル「MUSE: Together Is the New Alone」を発表する事になりました。

サウンドに始まり、ビジュアルやデザインに重きを置いたマルチメディアの作品を発表して来ましたが、それと同時に30歳を超えた時からノスタルジーと共に心象風景に入り込むことが出来るような恋愛、愛をテーマにしたビデオゲームを創りたいとずっと思っていました。それは自分自身が順調に年を取っていっているからなのかは解りませんが、より自分の内面にある物を、クリエイトしたいと思うようになったからかもしれません。

自分自身の大きなテーマの一つとして、デジタルというゲームの理屈の中に、どのように人間らしい不完全さや、ゆらぎの美しさを入れるかという想いがありますが、その想いは音楽にも、ビジュアルにもストーリーにも至ります。

MUSEの中に出てくる人々や動物達は日々何かに悩み、自分の居場所を探します。そして、私がゲームの中で感じてきたことや、日常で好きな風景、ノスタルジーを感じる風景をたくさん詰め込んでいます。また、今回の作品ではドット画を使い、自分自身のルーツである90年代に代表する一風変わった日本のゲームに対して正面から向き合おうと思っています。

■Producer:小清水 史氏
「私がプロデューサーを務める『野犬のロデム 』『LA-MULANA EX』『ボコスカウォーズ2』の発表の間に、じっくりと水面化にて進めておりました、このBaiyon氏の新作をようやく発表できてとても嬉しく思います。今回の作品のポイントは、サウンドとアートを中心に活動してきた彼が、沢山のインスピレーションを受けてきたゲームへの恩返しがしたいと、そのLOVEをゲームに注入すべく新領域に挑戦している点です。マルチメディア・アーティストが手掛ける、ならではの世界に期待してください。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆


『MUSE: Together Is the New Alone』は、2016年配信予定です。

(C)2007-2015 PYGMY STUDIO CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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