スパイスボックスの研究チーム「プロトタイピングラボWHITE」が開発した「Milbox（みるボックス）」は、組み立て型のダンボール製ゴーグルに専用アプリをダウンロードしたスマートフォンをセットするだけで、誰でも安価にバーチャルリアリティ（VR）を体験できる新しい製品です。今後は、自分でVRコンテンツが作れる公式アプリなどの提供も予定されています。
丈夫で軽く、気軽に持ち運べるダンボール製の本体と、立体視が可能な二眼レンズ（サイドバイサイド）で、本格的なVRをカジュアルに楽しむことができる「Milbox」。販売開始に合わせて、手持ちの静止画や動画を簡単にMilbox用VR映像に変換できるスマートフォン用「Milbox公式アプリ」も提供されます。
「Milbox公式アプリ」は、全天周パノラマ静止画、動画を二眼レンズ（サイドバイサイド）方式に変換して再生するビューワーアプリで、手持ちの静止画・動画からもVR用コンテンツが無料で簡単に作成できます。自作コンテンツのほかにも、今後はMilbox公式アプリにて、没入感の高いVR体験できるコンテンツが提供予定となっています。
「Milbox」本体価格は1,000円からを予定。「Milbox公式アプリ」は、5月より公式サイト（http://www.milbox.tokyo）などで無料で配信予定となっています。
「九十九（つくも）みる」は、「Milbox」のオリジナルキャラクターです。今後、「Milbox」向けにVRコンテンツを作りたいと考えるクリエイターが「九十九みる」を使って自由にコンテンツ開発ができるように、Unity用アセット（素材）と利用規約が提供される予定です。
キャラクターは、5月より公式サイト（http://www.milbox.tokyo）からダウンロード可能となります。
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事業者向けに、ゴーグルのカラーや形状のオーダー、あるいはコンテンツの開発などの相談も受付けているスパイスボックスによる新しいVRの試み。今後の展開に注目です。
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