人生にゲームをプラスするメディア

【今日のゲーム用語】「AAAタイトル」とは ─ ゲーム業界の活性化には欠かせない重要な存在

ソフトやハードはもちろん、専門的な名称から業界人まで、ゲームに関わる様々な用語を多数収録している「ゲーム大辞典」。その中からひとつずつピックアップして紹介するこのコーナー、本日のテーマは「AAAタイトル」です。

その他 全般
近作の国産タイトルでは最高レベルの売上を見せている『妖怪ウォッチ2』
  • 近作の国産タイトルでは最高レベルの売上を見せている『妖怪ウォッチ2』
ソフトやハードはもちろん、専門的な名称から業界人まで、ゲームに関わる様々な用語を多数収録している「ゲーム大辞典」。その中からひとつずつピックアップして紹介するこのコーナー、本日のテーマは「AAAタイトル」です。

「トリプルエータイトル」と読み、当初は欧米のメディアが使い始めましたが、次第にメーカー側の人間も使用するようになり、今ではユーザーも含めてゲーム業界全般で使用されつつあります。

ゲーム関係のサイトなどでもかなり定着した感のある単語ですが、意外なことに厳密な定義というものはありません。目安とするならば「大ヒットしたゲーム」、開発中の場合は「大ヒットになるであろうタイトル」などを指すことが多い言葉です。

また使用する者の立場によっても尺度が異なり、メディア側では販売本数だけを考慮し「300万本以上売れたゲーム」とする場合も多いのですが、開発陣やユーザーなどは「メーカーの顔となるゲーム」「莫大な予算をつぎ込んだゲーム」「クオリティの高いゲーム」などの意味合いで使う場合も多々あり、改めて定義するのは難しいことを伺わせます。なおAAAタイトルの下は「Aクラス」となり、「AAクラス」は無いようです。

今月は東京ゲームショウも控えており、期待が集まっている大作の最新情報やまだ明かされていない新作の発表などが、開催と同時に次々と舞い込いこんでくるのは自明の理。その中には当然、AAAタイトルも列挙されることでしょう。今年の年末商戦や2015年の覇権を争うAAAタイトルは、どのような頭角を見せてくれるのでしょうか。実に楽しみです。

「AAAタイトル」をより詳しく知りたい方は、下記リンクより「ゲーム大辞典」の該当項目をチェックしてみてください。近年のメーカーの傾向なども記されています。
■ゲーム大辞典:「AAAタイトル」 URL:http://game-lexicon.jp/word/AAA%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

その他 アクセスランキング

  1. 「鬼滅の刃」×「くら寿司」コラボ開催!先着プレゼントや限定「ビッくらポン!」、おまけ付きメニューを販売

    「鬼滅の刃」×「くら寿司」コラボ開催!先着プレゼントや限定「ビッくらポン!」、おまけ付きメニューを販売

  2. 特別なガンプラを販売する「ガンダムベースPOP-UP名古屋」が期間限定オープン!お盆期間の入場は事前抽選、締切は8月8日まで

    特別なガンプラを販売する「ガンダムベースPOP-UP名古屋」が期間限定オープン!お盆期間の入場は事前抽選、締切は8月8日まで

  3. 「みなさま~(重大発表)」にじさんじ・周央サンゴ、志摩スペイン村コラボ第3弾が決定!今回も「ンゴちゃんと“ゆかりのある”ライバー」が登場予定

    「みなさま~(重大発表)」にじさんじ・周央サンゴ、志摩スペイン村コラボ第3弾が決定!今回も「ンゴちゃんと“ゆかりのある”ライバー」が登場予定

  4. ウイングゼロら5機体の新たな姿「クロークドカスタム」をじっくり観察!「ガンダムW」30周年記念映像のキャラ・MS設定画が公開

  5. 「鬼滅の刃」×「くら寿司」コラボが8月8日より開催!先着プレゼントや限定「ビッくらポン!」、おまけ付きメニューを販売

  6. 都市伝説は本当だった、ニューメキシコ州「Atariの墓」から最悪のクソゲー『E.T.』が発掘される

  7. 「魔法少女まどか☆マギカ」が洋風雷おこしとなって登場!コミケ92でもイベント販売決定

  8. 『アニポケ』でニャオハが立ちそう…本日3月29日放送回で進化を匂わせ、懐かしの「ニャオハ立つな」が再び盛り上がる

アクセスランキングをもっと見る