昨年の来場者数は61000人、延べ人数は16万1000人、それぞれ30%以上の高い伸びとなる。この数字は北米で最大規模であるだけでなく、同時期にフランス・パリで開催したジャパンエキスポに大きく接近した。ジャパンエキスポの来場者は2013年が23万人、2014年はまだ発表はないが25万人を予測していた。
アニメエキスポは1992年にスタート、初回の来場者数は約1800人だったとされている。90年代から2000年代初頭にかけて急成長し、2001年に1万人、2004年に2万人。2005年3万人、2006年に4万人と次々に大台を超えた。
しかし、2007年から2010年は、米国の日本アニメ・マンガ関連企業で経営破綻や撤退が相次ぐなど業界全体が落ち込み、アニメエキスポも停滞感に覆われるようになった。再び成長軌道に入ったのが、2011年からだが、2014年は一際高い伸びとなった。
SPJAは今回の来場者増加について、企画の充実を理由に挙げる。『キルラキル』や『美少女戦士セーラームーン』など特別イベントが人気だった。また、来場者の増加が主催者の予想を上回ったとして期間中の運営や混雑に謝罪し、2015年での改善を約束するほどだ。
一方で、こうした状況は、ここ数年の米国の日本アニメ関係者による日本アニメのファンは再び増えているとの指摘とも一致する。しかし、DVDやBlu-ray、マンガ単行本の売れ行きは落ち込んだままだ。こうしたファンは、アニメやマンガの作品はネット上で楽しみ個別の商品はあまり買わないようだ。
むしろ、グッズやコスプレ、ライブなイベントなどへの消費が活発だ。アニメエキスポの盛況もこうした状況を反映しているといえるだろう。
[数土直志/Tadashi sudo]
アニメエキスポ(AnimeExpo)
http://www.anime-expo.org/
米国アニメエキスポが大台超えた 来場者前年比30%増、過去最高の22万人
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