『ガンダムビルドファイターズ』は、ガンダムのプラモデル「ガンプラ」が作品中で重要なアイテムになっている。主人公たちは自分でカスタマイズしたガンプラでバトルに挑むという異色のガンダムシリーズになっている。ガンプラとして懐かしいモビルスーツが登場することから、子どもだけでなく幅広い人気を獲得している。
『ガンダムビルドファイターズトライ』は、前作と世界観を受け継ぎつつ新たなキャラクターが活躍する。新しい視聴者が入りやすくなっているのも特徴だ。
舞台は前作のメインキャラクターであるイオリ、セイ、レイジが、第7回ガンプラバトル選手権世界大会で優勝してから、7年後になる。ヤジマ商事が新たな主催となったガンプラバトル選手権は、試合形式やルールも一新され、バトルの人気はさらに広がっている。そんな時代に取り残された聖鳳学園のガンプラバトル部の部長で唯一の部員ホシノ・フミナに、転入生カミキ・セカイ、さらに若きガンプラビルダー、コウサカ・ユウマが加わり新たな挑戦が始まる。前作同様に、波乱万丈なストーリーが繰り広げられる。
企画・製作はサンライズが行う。またバンダイ、バンダイナムコゲームス、バンダイビジュアルなどバンダイナムコグループ各社が、ガンプラやデジタルカードゲーム、玩具菓子、カプセル玩具、ゲームソフト、映像パッケージなどを展開する。
各社は本作でもガンプラを通じてガンダムの世界を楽しむことを提案し、ガンプラユーザーの拡大を目指す。ガンダムシリーズでは、本年フィナーレを迎えた『機動戦士ガンダムUC』、そしてこれから新たに始まる『ガンダム Gのレコンギスタ』、2015年には『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』があるなど様々な作品展開がされている。その人気と世界観はさらに広がっている。
そのなかで「ガンダムビルドファイターズ」シリーズは、メインターゲットにキッズを定める。シリーズの新たな世代のファンを育ている点で、重要な作品と言っていいだろう。
『ガンダムビルドファイターズトライ』
2014年10月 テレビ東京系列放送開始
http://gundam-bf.net/
企画: サンライズ
原作: 矢立肇、富野由悠季
監督: 綿田慎也
シリーズ構成: 黒田洋介
キャラクターデザイン: 大貫健一
キャラクターデザイン協力: ヤスダスズヒト
メカニックデザイン: 大河原邦男、石垣純哉、今石進、海老川兼武、寺岡賢司、寺島慎也、NAOKI
音楽: 林ゆうき、橘麻美
企画協力: バンダイ ホビー事業部 製作: テレビ東京、サンライズ、創通
『ガンダムビルドファイターズトライ』
(C)創通・サンライズ・テレビ東京
「ガンダムビルドファイターズトライ」10月放送開始 新キャラクターで新たなストーリー
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