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電王戦に刺激された結果、「全力で負けようとするオセロAI」が完成!? 一部始終を収めた映像をどうぞ

オリジナルの楽曲配信やバラエティ豊かな映像、そしてゲームの実況と多彩な方向性で賑わっている動画のアップロード。実用的なものから思わず笑ってしまうものまで、その豊富なレパートリーは今もなお増え続けています。

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オリジナルの楽曲配信やバラエティ豊かな映像、そしてゲームの実況と多彩な方向性で賑わっている動画のアップロード。実用的なものから思わず笑ってしまうものまで、その豊富なレパートリーは今もなお増え続けています。

そんな作品群の中に「全力で負けようとするオセロAI作ってみた」との、一風変わった動画が登場。映像を見てみると、そんなユニークなAIを作るに至ったきっかけからまず語られます。

一流の棋士とコンピュータが対決する「電王戦」を見て、自分も将棋AIを作ってみたいと思ったのがそもそもの始まりとのこと。しかし将棋は、駒が多くルールも複雑。そこで、白と黒しかなく、ルールも比較的シンプルなオセロなら「なんとかなるのでは」と思ったのが発端のようです。

そして、評価関数によって局面を点数化する「ミニマックス法」の詳しい解説を経ながら、まずは正しく強いAIを作成。AIによる圧倒的な勝負強さも映像内で披露されており、試合はかなり一方的な展開を見せました。

このAIの一部を変更し、「全力で負けようとするオセロAI」の作成に挑みます。「ミニマックス法」で語られた評価関数にマイナスをかけることで、「悪い手ほど高評価」という判断基準に修正。プログラム上ではただ1点のみの変更となります。

こうして出来上がった、負けに向かって突き進むAIとの対戦。結果はさきほどと真逆で、AIの見事な負けっぷりが露わとなります。ですが、「このAI、ときどき勝ってしまいまいます」との意外なコメントも飛び出しました。ただ反転させるだけではダメらしいとのことで、勝つにせよ負けるにせよ、高い完成度を誇るAIを生み出すのは、やはり簡単ではないようですね。


ニコニコ動画 URL:http://www.nicovideo.jp/watch/sm23840031
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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