バンダイナムコグループは、5月8日に実施した決算説明会にて、グループ内におけるIPオーディションの仕組みを導入したと発表しました。トイホビー事業とコンテンツ事業の好調により、経営統合後初めて5,000億円の売上高を突破した同グループは、今回の成果に対し、「IP軸戦略」がグループ全体に浸透し、使いこなすことが出来てきたためであると述べました。トイホビー事業の国内では、「スーパー戦隊」シリーズなど定番IPの好調のみならず、新規IPとなる「アイカツ!」の垂直立ち上げが加わり、好調に推移しました。ただし海外では、アジアが好調なものの、欧米では「Power Rangers(パワーレンジャー)」以外のIPが苦戦したという一面も。コンテンツ事業は、家庭用、業務用、映像音楽など各事業の好調に加え、ネットワークコンテンツが新たな柱として加わり、規模を拡大。地域別では、欧米が苦戦したものの、アジアが好調に推移。日本からの輸出分を含めると、300億円規模のビジネスへと成長しました。同グループは、大きく落ち込んだ業績を「IP軸戦略」により立て直しを図り、現在進行中の中期計画では、1年目の2012年度に最高益を、2年目の2013年度には最高売上を達成しました。その成功を踏まえ、2014年度はこの2年の成果と課題を受け、次期中期計画の準備と基盤作りを行う年にすると明かしており、「IP軸戦略」を、よりダイナミックに展開し、シェア拡大を貪欲に目指す姿勢を示しました。その戦略の一環として、「機動戦士ガンダム」や「アイカツ!」に続くオリジナルIPの創出育成に力を入れるべく、グループ内におけるIPオーディションの仕組みを導入したと発表。このIPオーディションを通過した新IPは、次の中期計画には登場させる予定としており、新たな挑戦に対して前向きに取り組んでいる実情を述べる形となりました。また既存IPの展開に関しても意欲的な継続を行っており、同グループは中国大手インターネット会社であるテンセントゲームスと共同開発を行っていた「NARUTO-ナルト-」のオンラインゲームを2014年度に投入予定であることを明かしています。新規IPの立ち上げだけでなく、既存IPの活用にも積極的な同グループの展開は、今年度も大きな注目を集めることでしょう。
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