人生にゲームをプラスするメディア

SCE、「Unity for PlayStation Mobile」パブリックプレビュー開始 ― 正式版ではiOS/AndroidからPS Vitaへの移植も容易に

ソニー・コンピュータエンタテインメントは、PlayStation Mobile専用の開発環境「Unity for PlayStation Mobile」のパブリックプレビューを本日より開始します。

ソニー PSV
Unite Japan 2014にて「Unity for PlayStation Mobile」で開発したデモを披露したSCE多田浩二氏
  • Unite Japan 2014にて「Unity for PlayStation Mobile」で開発したデモを披露したSCE多田浩二氏
  • ソニー・コンピュータエンタテインメント
ソニー・コンピュータエンタテインメントは、PlayStation Mobile専用の開発環境「Unity for PlayStation Mobile」のパブリックプレビューを本日より開始します。

パブリックプレビューが開始された「Unity for PlayStation Mobile」は、これまで参加者数を限定して提供してきたベータ版と同様に、PS Vita向けのPlayStation Mobileのコンテンツ制作に特化した統合開発環境です。米Unity Technologiesが提供する「Unity」が、PlayStation Mobile向けに最適化されています。

「Unity for PlayStation Mobile」のベータ版およびパブリックプレビュー版に改良を加えた正式版は、2014年夏より提供予定。無償版の「Unity」および、プロ向けの一連のツールとレンダリング能力を備えた「Unity Pro」それぞれにおいて、利用中のライセンスを用いて、追加購入の必要なしに「Unity for PlayStation Mobile」の正式版を使用し、PlayStation Mobile向けのコンテンツを作成することができます。

また、これまでにiOSやAndroid向けに開発したコンテンツは、「Unity for PlayStation Mobile」正式版を利用することで、煩雑な書き換え作業を伴わずにPlayStation Mobileのフォーマットに移植することができ、世界中のPS Vitaユーザーに配信することが可能となります。

PlayStation Mobilのコンテンツの開発サポートプログラム「PlayStation Mobile Developer Program」については、2014年5月29日より、オーストリア、ポーランド、スイス、ロシア、ブラジル、コロンビア、ペルー、インド、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイの12の国と地域が対象に加わり、計32の国と地域で提供されます。

更に、PlayStation Mobile専用コンテンツの配信対象となる国と地域に、オーストリア、ポーランド、スイス、インドが加わります。これにより、Android・PS Vitaそれぞれにコンテンツを提供している18の国と地域を加えた、計22の国と地域でPlayStation Mobile専用コンテンツが提供されることになります。

SCEは、「今後も幅広い開発者のコンテンツ開発を強力に支援し、PlayStation Mobileを通じて、PlayStationならではのエンタテインメントの世界を届けたい」とコメントしています。
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ソニー アクセスランキング

  1. 『原神』稲妻の各探索ギミックを解説!雷の種から結界まで、新天地の冒険を“13項目”でサポート

    『原神』稲妻の各探索ギミックを解説!雷の種から結界まで、新天地の冒険を“13項目”でサポート

  2. 『バイオハザード』の「クリス」って顔が変わりすぎ!?今と昔では“完全に別人”レベルだった【『バイオハザード』25周年特集】

    『バイオハザード』の「クリス」って顔が変わりすぎ!?今と昔では“完全に別人”レベルだった【『バイオハザード』25周年特集】

  3. 『モンハンワールド:アイスボーン』開発陣インタビュー!ナルガクルガやベリオロス、LV4装飾品など気になることを直撃

    『モンハンワールド:アイスボーン』開発陣インタビュー!ナルガクルガやベリオロス、LV4装飾品など気になることを直撃

  4. なんで『パワプロ』上級者は「ロックオン」無しでも変化球が打てるの?ハイレベルすぎるプロ選手の対戦動画から、その秘密をじっくり解説

  5. カプコン公式「ミス春麗決定戦」で「ザンギエフ」が優勝、その結果と再現度に会場困惑

  6. 『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート

  7. 『原神』が描くNPCたちの恋愛事情9選!ファデュイの文通カップルから、璃月の二股男まで…恋の形は十人十色

  8. PS Vita(2000)のスキンシートを自作できる「シンクロスキン」発売

  9. PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう

  10. 『原神』ティナリのキャラデザが「pako」さんと判明!Twitterで描き下ろしイラスト公開

アクセスランキングをもっと見る