と、いきなりビックリマークばかりで語ってすみません。内容を語る前に、本作はグラフィックやデザインを『MOTHER3』や『ロンドンライフ』のアートディレクターを務めた今川信浩氏が、音楽は下村陽子氏が手がけているというからビックリ。まずは、ここから興味を持ってもらえたら。
■見た目はカジュアルだけど・・・?
さて、本作は主人公がいて魔王を倒しに行くという物語的には王道なゲーム。アプリらしく、「クエスト」「フレンドサポート」「ガチャ」「強化合成」などで構築されているので、これまでソーシャル系のアプリゲームを遊んで来た人にはすぐに馴染むと思います。が、この『騎士とドラゴン』はバトルが面白いんですよ。
■テクニック次第でサックリいく、味わい深いバトル
クエストをやっていると武器がじゃぶじゃぶドロップするんですが、実は本作では武器にランダムで固有スキルが付いています。そのスキルの組み合わせ次第で「必殺スキル」なるものが繰り出せます。例えば、「斬り上げ」から「スラッシュ」を繋げると「ジャンプ斬り」になるといった具合です。
最初はこのタップするだけでいろんな技が出せるのが面白いんですが、そのうち敵に合わせた武器だったり、弱点属性を突いたりするとビックリするぐらい戦闘が有利になるのでハマっていきます。そう、「武器の選定」に。どんな武器を残して強化していくのか、どの武器を持ってクエストに挑むのか考えている時間が非常に楽しいです。
武器は「剣」「ハンマー」「ヤリ」の3種類があって、特定の敵に対して特定の武器種が有利になったりするんですが、まだ武器セット登録がないのでクエストごとに武器をちまちま変えなくてはいけません。そこは、ちょっぴりめんどくさいです。
■すごいガードはホントすごい
バトルはターン制かと思いきや、ガードにはアクティブ要素があります。敵の攻撃合図である「!!」の表示を見て、タイミングよくガードに成功するとアビリティポイントが回復し戦闘が非常に有利になってきます。「!!」が出るタイミングは敵によってまちまちなので、だんだんコツを掴んでジャストガードやミラクルガードが出せるようになってくるとニヤニヤします。
こうして、ただグレイトな武器を持つだけではなくバトルテクニックでクエストを消化できてしまうところがちょっとコンシューマーゲームっぽくて好きです。欲を言えば、女の子の主人公でやりたかったところですが…。主人公やモンスター以外の、背景にチラリといるアニマルたちが可愛いのでそこも是非注目してみてくださいね!
なまえ:騎士とドラゴン
ぶんるい:アクションRPG
1回のプレイ時間:40分
対応OS:iOS/Android
ねだん:無料(アイテム課金アリ)
ひとにつたえたい度:5(5点満点中)
今日の一言「BIGWEAKキタコレ!!!きっもちいいぃぃぃ!!」
それではまた来週!!
(C) Ripplation Inc..
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