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【そそれぽ】第79回:新作がまるまる1本追加されていると言っても過言ではない『無双OROCHI2 Ultimate』をプレイしたよ!

インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそ こと 津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第79回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

ソニー PS3
ゲストコラボ充実!『DEAD OR ALIVE 5』から「かすみ」参戦
  • ゲストコラボ充実!『DEAD OR ALIVE 5』から「かすみ」参戦
  • 『アトリエ』シリーズから「ステルケンブルク」参戦
  • 『ソウルキャリバー』シリーズから「ソフィーティア」参戦
  • 『真・三國無双6 Empires』から「徐庶」参戦
  • ビジュアル一新「ナタ」参戦、隠されたストーリーも?
  • 新キャラ「応龍」のストーリーは『OROCHI』シリーズファン必見
  • イベントシーンで見せる「九尾の狐」の威圧感
  • やりごたえ十分「アンリミテッドモード」
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第79回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

めっきり肌寒くなってきたなぁと思ったら、11月だったときの顔をしている筆者です。ゲーム業界的には夏から秋にかけての大作発売ラッシュが一段落して、間もなく年末年始商戦に入っていきます。今年の年末年始を制するのは、すでに発売しているゲームなのか、それともこれから発売するゲームなのか、一体どんなタイトルが並ぶのでしょうか。各ハード、円熟期であり黎明期である今、面白いことが起きそうな気もしつつ、期待しております。

というわけで、今回プレイするのはコーエーテクモゲームスのPlayStation 3ソフト『無双OROCHI2 Ultimate』です。

筆者は、PS3『無双OROCHI2』、Wii U『無双OROCHI2 Hyper』と遊んできた『無双OROCHI2』好きだったりします。そもそも『無双』シリーズは好きなのですが、三国志も戦国時代も、歴史全般に疎かったりしまして。その点『OROCHI』シリーズはファンタジーな要素も盛り込まれていて、より派手なアクションに特化した作りが筆者にとってはとっつきやすかったりします。しかしながら、追加要素があるとは言え同タイトルのプレイもこれで3回目。いい加減飽きそうなもんですが、それでも本作を【そそれぽ】に取り上げたくなったのには理由があるからです。そのあたりも含めてお話しながら、早速プレイしていきましょう。

尚、便宜上、本記事ではPS3『無双OROCHI2』は『無印』、Wii U『無双OROCHI2 Hyper』は『Hyper』と表記します。ご了承ください。


■そもそも『無双OROCHI2』って?
『真・三國無双』シリーズと『戦国無双』シリーズの英傑たちが一堂に会するコラボレーションタイトルとしてスタートした『無双OROCHI』。話の中心には「封神演義」の世界観などをモチーフにした「仙界」(神話的な存在)が必ず存在し、危機をもたらす「遠呂智」に対抗するため、英傑や仙人たちが力を合わせる、というのがシリーズの通例。

『無双OROCHI2』では、そこに時空を越える「かぐや」の力が加わり、より何でもありの世界観になったものの、ストーリーはむしろ整理されて「誤った過去を変えて、未来をつかみ取ろう」というわかりやすい「タイムパラドックス」ものになりました。ステージ(戦場)の選択画面も時系列で選びやすくなっています。


■『無印』からの引き継ぎ
本作が初プレイの人は全く問題ないのですが、ゲームスタート時に『無印』からデータを引き継ぐかどうか選択することができます。各キャラクターのデータだけでなく、ストーリーの進行も引き継ぐことができるので、一から改めてプレイしたい人は引き継ぎなしで、『無印』の続きから楽しみたい人は引き継ぎありでプレイしましょう。

また、本作には『Hyper』で追加されたイベントやキャラクターも登場します。引き継いだ場合でも、それらの部分は、もちろん改めてプレイすることになります。残念ながらハードを越えた『Hyper』からの引き継ぎ(もちろん課金によるダウンロードコンテンツも含めて)はできないのでご注意ください。


■充実の新キャラたち
『Hyper』で追加されたオリジナルキャラ「安倍晴明」「新農」、『NINJA GAIDEN』シリーズからのゲストキャラ「紅葉」「レイチェル」に加えて、更に9名がプレイアブルキャラクターとして追加されています。コラボレーションのゲストの幅は更に広がり、『アトリエ』シリーズの「ステルケンブルク」(ガストはコーエーテクモホールディングス)、『ソウルキャリバー』シリーズの「ソフィーティア」(バンダイナムコゲームスより、初の完全他社キャラ)らが参戦。

『無双OROCHI』シリーズは、そもそも大量のキャラクターの共演をお祭り騒ぎ的に楽しむゲームという側面も強いと思うので、まずキャラの大量追加、さらに言えば、より広がったコラボレーションの幅を素直に喜びたいです。


■追加ストーリーの量がハンパじゃない
『無印』から『Hyper』での追加要素といったら、上記の4人の武将とそれに伴うエピソード、格闘ゲームのような対戦を簡易的に楽しむ「デュエルモード」ぐらいで、むしろWii U GamePadで『無双OROCHI2』ができる、画面を分割せずに2人プレイできるといったシステム的な副産物的なものの方に筆者は重きを置いていました。しかし本作は、ゲーム内容の追加要素、ハンパじゃない量です。

端的に言うと、まず、まるっと『Hyper』のストーリーとモードが全部入っています。それに加えて「ストーリー」では、『Hyper』の後日譚に起きた事件をきっかけに、再び時を越えた物語を展開。主軸の部分だけで言えば、体感1.5倍から2倍ぐらいに感じます。内容もおまけシナリオ的な取ってつけたようなものではなく、全く新しいストーリーがあったり、実はそれが『無印』や『Hyper』のストーリーを補完したりと、やり応え十分。追加要素だけで1本というと大袈裟かもしれませんが、サイドストーリーもあわせていくとそれぐらいのボリュームを感じました。


■アンリミテッドモードがハンパじゃない
完全新規収録の「アンリミテッドモード」にハマります。このモードでは、マップの全容が見えないようになっており、戦場を「ダンジョン」と呼称。そんな戦場を走り回りながら隠れた「龍穴」や「宝箱」をひたすら探します。しかし、時間が経つにつれ「瘴気レベル」が上昇し、出現する兵士や武将が強くなっていきます。マップに「龍穴」はいくつも存在し、「龍穴」を開放していくことで「瘴気レベル」の上昇を少しだけ抑えることができます。そして、マップにひとつだけダンジョンの出口となる「龍穴」が存在し、それを開放すればステージクリアとなります。

湧き出てくる大量の敵、強力な武器を作成するための素材集め、武将のレベル上げ、さまざまなやりこみ要素を一気に楽しむことができます。ただし、慣れるまで、あるいはある程度レベルが上がるまでは、難易度がかなり高く感じると思います。なので、いきなりプレイするのは推奨できません。また、一気に武将を強化できる可能性を秘めているモードなので、先にやり込むことで「ストーリーモード」の難易度が低く感じてられてしまうかもしれません。逆に、文字通りの「無双プレイ」をしたい人は、このモードを上手く利用して武将の育成を楽しみましょう。


■戦場の使い回し方が上手い
本作で感心させられたのが、戦場の使い回し方。戦場はそれほど大きく増えてはいないのですが、スタート位置が違ったり、同じストーリーでも立場が違ったりするだけで、まったく違う戦場で戦っているような錯覚に陥りました。そのため、「同じマップばかりやらされている」という飽きが来ません。


■「転生」で武将のオリジナリティーが死に気味
本作は、武将をレベル100まで上げることができ、100に達すると「転生」によってレベル1に戻すことができます。その場合、2つ目のスキルが開放されたり、1つにつき好きなステータスに数値を2増やせる「成長玉」をもらえるようになったり、アイテムの装備枠が増えたりと、良いこと尽くし。転生は3回まで可能、「成長玉」は297個もらうことができます。

で、お気に入りの武将を使い込んでいると、案外早く3回の転生がやってきて、レベルが完全にMAXに達します。そこで、成長玉を使ってステータスアップを図ると・・・強さや使い勝手を求めるほど、どうにも武将ごとの個性が死んでしまう傾向にあります。自分のさじ加減ひとつではあるのですが、アイテムの補正などで、ほとんどのステータスがカンスト、もしくはカンスト近くに。もちろんアクションや武器での個性はあるのですが、数値的な個性が薄くなってしまうのは、プレイしていて悩ましいところでした。


■カラーエディットで見た目の個性は生き気味
武将のカラーを、髪や肌、服や鎧のパーツごとにけっこう細かくエディットすることができます。好きな色に変えてみるもヨシ、ネタに走るもヨシ。例えば「この武将があの勢力にいたら」というような妄想カラーエディットも捗るわけです。カラーを少し変えるだけで、武将そのものの印象もかなり変わるので、ぜひ試してみてほしいと思います。ちなみにカラーエディットはゲームを進行することで、その反映範囲が広がります。ぜひゲームを進行して、好きなカラーの武将を好きなときに使いましょう。


■表示数多すぎて逆に処理落ち
敵の表示数がとにかく多いのですが、多すぎて逆に処理落ちする場面が散見されました。特に2人プレイでやる際に多かった印象です。昔のシューティングゲームのように、処理落ちも含めてのゲーム性というわけでもないので、このあたりアップデート等でぜひ改善して頂きたいなと思っています。


■ラスボスにあたる存在が小物っぽい
ネタバレになるので詳しくは書けないのですが、本作のラスボスにあたる存在の言動が少々小物っぽいです。少しカワイイと思ってしまうほど(笑)。本作の世界を混乱に陥れる存在であることは確かなのですが、どこか憎めないのはなぜなのでしょうか・・・(笑)。


■総評:「+α」という考えを捨てて、続編と捉えて良いレベル
『無印』から『Hyper』への追加要素ボリュームを考えると、『Hyper』から本作への追加要素ボリュームは、その比ではありません。システム面なども圧倒的に充実し、ストーリーもやり込み要素もとにかく分厚くなっています。特に評価したいのが、それらを「楽しい」と思わせてくれるところ。作業になりがちのやり込み育成の作業感が極めて薄く、延々とプレイできてしまいます。テンポの良さと爽快感は『無双』シリーズで一番かもしれません。

追加のストーリーは、『無印』や『Hyper』と直接つながりが薄い後日譚から描きつつも、最終的には『無印』や『Hyper』とつながる部分もしっかりと描かれ、結果的に大満足という感じです。『無双OROCHI2』の世界を更に押し広げてくれてありがとう!(笑)サイドストーリーのIF視点も充実しています。

「アンリミテッドモード」や「転生」のおかげで、育成ややり込みも楽しくなりました。ただし、これは人によってはヌルくさせる要素かもしれないので、賛否は分かれそうです。

【こんな人にオススメ】
・『無双』シリーズ好きで、『無双OROCHI2』未プレイの人
・『無双OROCHI2』プレイ済だけど、まだまだ『無双OROCHI2』の世界に浸りたい人
・爽快感のあるゲームをプレイしたい人
・手軽な共闘ゲームをプレイしたい人

個人的には、魅力的なキャラが増えた『真・三國無双7』や『猛将伝』のキャラクターがいないことが本当に残念です。それだけです。次に『無双OROCHI』シリーズが出るのはいつになるのでしょうか・・・。そろそろ『2』はやめて、更なる爽快感とお祭り感が感じられる『3』の発売を期待しています!


【そそれぽ】第79回、いかがでしたでしょうか?世間は3連休ですね。最近、妙に3連休が多い気がします。筆者にはあまり関係なさそうですが(白目)。次回もどうぞお楽しみに!


『無双OROCHI2 Ultimate』は、好評発売中。価格はPS3パッケージ版が6,615円(税込)、PS3ダウンロード版が5,800円(税込)、PS3「プレミアムBOX」が9,765円(税込)、PS Vitaパッケージ版が6,090円(税込)、PS Vitaダウンロード版が5,400円(税込)。PS Vita「プレミアムBOX」が9,240円(税込)です。

(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
(C)GUST CO., LTD. 2011
(C)GUST CO., LTD. 2013 All rights reserved.
”Sophitia”&”SOULCALIBUR IV”(C)1995-2008 NAMCO BANDAI Games Inc.
”SOULCALIBUR” is a trademark of NAMCO BANDAI Games Inc.


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
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