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【東京ゲームショウ2013】日本語版リリースが決定した海外産ビジュアルノベル『Analogue: A Hate Story』、クリエイターショートインタビュー

今回、海外の出展者の中でも著名なクリエイターであるChristine Love(クリスティン・ラブ)氏にショートインタビューを行いました。クリスティン氏はカナダ出身のクリエイター。英語圏でビジュアルノベルを中心に開発するという極めて珍しい存在です。

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TGS 13:日本語版リリースが決定した海外産ビジュアルノベル『Analogue: A Hate Story』、クリエイターショートインタビュー
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9月19日から幕張メッセで行われている東京ゲームショウ2013では、新たに「インディーズゲームコーナー」が設置されました。国内外から個人や独立系デベロッパーが参加。その模様は別の記事にてレポートする予定です。

今回、海外の出展者の中でも著名なクリエイターであるChristine Love(クリスティン・ラブ)氏にショートインタビューを行いました。クリスティン氏はカナダ出身のクリエイター。英語圏でビジュアルノベルを中心に開発するという極めて珍しい存在です。

出展タイトル『Analogue: A Hate Story』はIndieCade2012のファイナリストにも選出され、先日、日本語版のリリースが決定しました。ビジュアルノベルという極めてニッチなジャンルでありながらも、ストーリーテリング、ユーザーインターフェイスやサウンド、倫理観を問う野心的なテーマから、海外メディアでも高く評価されています。続編となる『Hate Plus』も先日、Steamからリリースされています。



Game*Spark:
どうも初めまして。日本によおこそ!英語圏でビジュアルノベルというジャンルに挑戦してきたクリスティンさんには以前から興味を持っていました。まず簡単に日本のゲーマーに自己紹介していただけますか?

クリスティン:
私の名前はクリスティン・ラブといいます。カナダ出身のビジュアルノベル制作者です。物語を作ることが中心ですが、特に異なる観点から語られるストーリーによって、新しい価値観をもたらすことに関心があります。

Game*Spark:
ビジュアルノベルというジャンルは日本でも非常にニッチなジャンルですが、海外ではどうなんでしょうか?

クリスティン:
海外でも、とてもポピュラーとは言い難いジャンルです。そもそも多くの人々はビジュアルノベルのことを知りません。私のゲームで初めてビジュアルノベルというジャンルに出会う人も多いかもしれません。

Game*Spark:
そのような中であなたがビジュアルノベルを作ろうと思ったきっかけは何ですか?

クリスティン:
もともとは小説家になろうと思っていました。でもビジュアルノベルという表現を発見したので転身したのです。もちろん、小説という形式の良さも活かしています。しかしながら、ビジュアルノベルではインタラクション、グラフィックス、音楽なども表現できます。

Game*Spark:
ビジュアルノベルに興味を持つきっかけとなった作品について教えてくれませんか?

クリスティン:
一番、大きな影響を受けたのは同人ゲームの『Collage』という作品です。日本のゲームですが、それほど有名ではないです。
(編注:コミネト氏のフリーゲーム。残念ながら現在はダウンロードできない。)

Game*Spark:
今回、出展されている作品について簡単に説明してもらえますか?

クリスティン:
『Analogue: A Hate Story』の日本語デモ版です。プレイヤーはとても古い時代に廃棄された宇宙船を発見します。そこには誰一人と生存者はいませんが、プレイヤーはちょっと変わったAIのキャラクターと対話しながら謎を探っていきます。死者たちの過去のログや日記を読み進めることで、過去に何があったかを突き止めるのがゲームの目的です。日本語版は2013年以内にリリース予定です。

Game*Spark:
海外と比べると、日本にはビジュアルノベルのファンは多いと思います。彼らに何かメッセージはありますか。

クリスティン:
ぜひともプレイして欲しいです。日本の伝統的なビジュアルノベルのスタイルとはかなり異なる作品だと思いますが、楽しんでいただけると思っています。

TGS 13:日本語版リリースが決定した海外産ビジュアルノベル『Analogue: A Hate Story』、クリエイターショートインタビュー

《shinimai》
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