任天堂は「EVO」でのストリーミング配信を中止させたかっただけでなく、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』の競技自体をやめさせようとしていたことが明らかになりました。これは格闘ゲームイベントEVOの共同創立者であるJoey Cuellar氏が、海外メディア「OneMoreGameTV」のインタビューで語ったもので、開催直前に持ち上がった任天堂とのトラブルについて説明しています。『スマブラDX』は「EVO2013」の8番目の種目として採用されましたが、他の7種目とは異なり、乳癌の研究のために設立された「乳がん研究基金」への寄付を通じた募金投票で1位になり、競技として決定したという経緯があります。しかし大会の2日前に、突如任天堂から同ゲームの大会配信を中止するよう通告があったと主催者側から発表があり、一時は決勝戦のスケジュールも変更されました。この件で、実は任天堂は配信だけでなく、『スマブラDX』の競技そのものを中止させようと考えていたとCuellar氏は明かしています。 主催者側は任天堂と交渉し、その結果種目として残すことはできたものの、配信については合意を得られなかったということです。その後、ファンからの強い抗議が殺到した結果、任天堂は再度大会配信を許可することになったのはご存じの通りで、Cuellar氏も同社のこの決定に感謝していると述べています。しかし『スマブラDX』が採用された背景には募金投票があり、また要求を一転二転させてしまった事実などから、今回の一連の騒動が任天堂にネガティブな印象を与えてしまったことは否めません。
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