常にアップデートが行えるスマートフォン向けゲームにあって『2』を冠する続編が登場することはそう多くありません。『Plants vs. Zombies 2: It’s About Time!』ではゲームプレイを一新!ということもなく、基本的には前作を踏襲しながら、よりゲームの世界を広げるような作りになっています。
ゲームはいわゆるタワーディフェンスと呼ばれるゲームです。マップは縦5列、横9列のマス目で構成され、そこにユニットを配置していきます。ユニットは攻撃、防御、様々な種類が存在し、設置するために必要なコストはユニットによって異なります。コストは一定時間で降ってくる太陽を集めると回復します。ゾンビは左側から進んでくるのでユニットを上手く配置し、右端まで到達されないようにするのが目的です。この基本ルールは前作と全く同様です。
ゲームを手にして最初に目に付く違いはワールドマップでしょう。前作はリニアにステージをクリアしていくだけでしたので、ワールドマップでいつでも過去に遊んだステージをチェックしたり、友達がどこまで進んだか確認できるようになったのは嬉しいポイントです(Facebook版では実装済み)。ボーナスマップはメインルートから枝分かれする形で配置されています。PopCapによれば、最初は3つのエリアを実装してリリースされるようですが、冒険の壮大さを感じられるのもワールドマップの良さです。
前作ではステージは主人公の裏庭のみでしたが、このテーマもバラエティ豊かになりました。最初のエリアは古代エジプトでした。テーマに沿った仕掛けなんかも期待できそうですね。
ゲームプレイの面では新しいユニットが追加されています。Bloomerang(コスト175)はブーメランを発射するユニットです。ブーメランなので、行きと帰りで2倍のダメージをゾンビに与えることができるようです。Snapdragon(コスト150)は炎を吐くドラゴンで、近づいたゾンビは丸焦げです。
敵を倒した際に得られるフルーツも新しい要素です。フルーツはそのステージのみで利用でき、植えると、自陣のユニットが活性化し、ゾンビに猛攻撃を与えます。
3つ目のステージには台車のようなギミックが登場していました。台車の上には通常通りユニットを配置することができ、かつレールの範囲でプレイヤーが自由に台車を動かすことができるのです。ゾンビの来る場所に応じて台車を動かすことで、配置したユニットを最大限に活用できます。
最初の何ステージかを遊んでみましたが、新しく実装された様子がゲームプレイに刺激を与えていると感じました。考慮する必要のあるギミックはゲームに深みを与え、前作を楽しんだユーザーには嬉しい追加でしょう。久々だったせいもあるかもしれませんが、なかなか歯応えのあるゲームかなという印象も受けました。ビジュアルも一新され、活き活きとした新たしい世界でゾンビを迎え撃つのが楽しみです。
『Plants vs. Zombies 2: It’s About Time!』は8月18日に、まずはApp Storeで配信開始され、その後Google Playでの公開も計画されているとのこと。前作と異なり基本無料追加課金での提供となります。
編集部おすすめの記事
特集
モバイル・スマートフォン アクセスランキング
-
『FGO』第2部の前にストーリーを振り返る~終局特異点の巻~【特集】
-
『FGO』現在出ている情報からカルデアの年表を考察【特集】
-
実装直後の「キュレム」を2人で討伐!少人数で勝利する為にはこのポケモンを使え【ポケモンGO 秋田局】
-
新ウマ娘・タニノギムレットはなぜ眼帯キャラ?モデル馬との奇跡的なシンクロも話題に
-
極上な名作シューティングがYahoo!ケータイに帰ってきた!『極上パロディウス』
-
今さら聞けない『アズールレーン』ー『艦これ』との違いや魅力って?【特集】
-
3マッチパズルでなぜ"六角形"?―コアスタッフに聞く『LINE POP2』6周年の軌跡と今後の展望
-
『ウマ娘』のたづなさんって一体何者?「ウマ娘説」「トキノミノル説」の根拠となっているのは…
-
『FGO』ついに「ボックスガチャの一括開封」が登場!条件付きで「1度に最大100個まで」開封可能に
-
『FGO』イチオシのマシュが描かれた概念礼装は?他を寄せつかない人気で“あのマシュ”が栄冠に!【読者アンケート】








