平井氏は、昨年来、モバイル事業をソニーの事業の中核にするため、Androidスマートフォンおよびタブレットのブランドを“Xperia”ブランドに集約し、同社の持つすべてのテクノロジー、リソースを注いできたことを再度説明。Xperiaは、すべてのデバイスで一貫したユーザーエクスペリエンスを体験できる“One Sony”を具現化したブランドだと述べた。この先、ブラウジングやテレビ、カメラ、ビデオカメラ、ゲーム機、ミュージックプレイヤー、さらにもっと多くの場面で、人々の生活にスマートフォンが統合されていくことは間違いないとし、そこでソニーは最高のユーザー体験を届けていくこと、また大きなポテンシャルを持っていることを強調した。
鈴木氏は、ソニーが持つあらゆるリソースを活用し、優れたユーザーエクスペリエンスを提供して行くと宣言。2013年はソニーのモバイル事業にとって飛躍の1年になるはずだと自信を見せた。また“Power of Sony”として、“Music”“Create”“Watch”“Play”の4つのキーワードを挙げ、これらをけん引するのがソニーモバイルであり、ソニーの技術を結集させたのがXperiaであるとした。なお、XperiaシリーズのフラッグシップであるXperia Zは既に世界60ヵ国で販売を開始、ベルリンのSony Storeでは発売後2時間足らずで完売したなど、各国でかなりの好評を博していることも付け加えた。MWC会場での印象でも、「Xperia Tablet Z」や「Xperia Z」に関して海外メディアの反応は概ね良く、好意的に受け止められていた。
25日(現地時間)の早朝に行われた今回のプレスイベント。Xperia Tablet Zのグローバルモデル発表はあったものの、既に日本では発表されている端末であり、同イベントでは大きなサプライズは無かったと言える。モバイル事業、Xperiaを中核に据えて躍進していくという強い意志は感じられたが、少し抽象的なイメージはぬぐえなかった。やはり具体的なプロダクト、サービス、コンテンツとして今後どんなものが打ち出されてくるのか、そこに注目したい。
【MWC 2013 Vol.36】「Power of SONY」を牽引するソニーモバイル……“Xperia”にすべての技術を結集
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