『ウィザードリィ エンパイアIII ～覇王の系譜～』は、2003年にPS2で発売された『ウィザードリィ』の世界観を踏襲した「エンパイア」シリーズの第3弾となるダンジョン探索型RPGです。本作は、2007年に発売された追加要素が含まれたPSP版のダウンロードタイトルとなります。
■物語
災いの時代が過ぎ去りてより二百年余り・・・。
かつて栄華と共にあったこの地は
今やかろうじて存続している自治国家になりはてていた。
ある時、人々の信仰を集めていた聖なる寺院の聖者に預言が下る。
『封印されし魔道に災い芽生えし』
その事を証明するかのように南の空に不吉な「赤き彗星」が出現。
それに呼応して頻発する大地震。揺らぐ大地で絶望に苛まれる人・・・。
再び降りかからんとする災いを阻止すべく、
選ばれし冒険者達が今、禁断の封印を解き魔道の扉を開けようとしていた。
本作には「ノーマルモード」と「マニアモード」の2つのゲームモードを搭載。マニアモードでは「ダンジョン内でセーブができない」「パーティに相性が発生する」といった、さらにマニアックな内容でゲームを楽しむことができます。ゲーム開始時のモードはマニアに設定されています。システムコマンドからモードをノーマルに変更することもできますが、一度ノーマルにするとマニアに変更できなくなるのでご注意ください。
また、システムコマンドでは、ダンジョンの見た目をポリゴン表示から線画（ワイヤーフレーム）にいつでも切り替えることが可能です。懐かしい雰囲気で楽しみたい方は気軽に切り替えてみましょう。
『ウィザードリィ』シリーズお馴染みのキャラクターメイキングは、10種族、13職業＋隠し職業2種類が用意されています。この組み合わせから自分だけのキャラクターを作成してダンジョンを探索していきましょう。
ダンジョン（魔道）は「貪狼の咆吼（木）」「紫微の帝座（土）」「狡猾なる破軍（水）」「地劫の業火（火）」「七殺の秘匿（金）」の5つのタイプに分類され、それぞれ特徴に応じたモンスターが出現します。ダンジョンなどで条件を満たして城へ報告にいくと「称号」を獲得することもあります。称号数は全部で30種類。簡単に取れるものや難易度が高いものまで豊富に用意されているので、やりこみ度も抜群です。
更にエンディングを迎えることでEXダンジョン「導師の宮殿」にチャレンジすることも可能に。シリーズファン必見の歯応え十分の内容となっています。
入手困難だった本作をプレイする絶好の機会。シリーズファンの方はぜひプレイしてみてください。
ダウンロード版『ウィザードリィ エンパイアIII ～覇王の系譜～』は、2月20日配信予定で価格は2,940円（税込）です。
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