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スクエニHD、2013年第2四半期は赤字予想に ― 大型ゲームの伸び悩みやソーシャルゲームの売上減響く

スクウェア・エニックス・ホールディングスは10月30日に、2013年第2四半期の業績予想を下方修正しました。それにあわせて、13年3月期の通期予想の下方修正も発表しています。今回の修正で3月期の経常益は従来予想から56.7%減の65億円と大幅な減益となる見込みです。

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スクウェア・エニックス・ホールディングスは10月30日に、2013年第2四半期の業績予想を下方修正しました。それにあわせて、13年3月期の通期予想の下方修正も発表しています。今回の修正で3月期の経常益は従来予想から56.7%減の65億円と大幅な減益となる見込みです。

13年第2四半期累計の連結業績予想は、売上高61億円(前回予想:76億円)、営業赤字52億0円)、経常赤字62億円(0円)、四半期純損失54億円(0円)と大幅な下方修正しています。なお、当初の予想から、大型オンラインゲーム制作勘定の償却や運営費の増大を見込み、営業益、経常益、四半期純利益ともに0円(≒利益なし)と想定していました。

下方修正の理由としてはアミューズメント事業のゲーム機販売不振に加え、デジタルエンタテインメント事業における、大型HDゲームの販売の伸び悩み、ソーシャルゲームのリリース遅延による売上減と開発費用の先行があげられています。

また、第2Qの下方修正要因に加え、デジタルエンタテインメント事業やアミューズメント事業にも引き続き不確定要因が見込まれるため、13年3月期の連結業績予想を、売上高が1500億円(前回予想:165億円)、営業利益75億円(150億円)、経常利益65億円(150億円)、当期純利益35億円(90億円)に下方修正しています。それぞれ、売上高が-9.1%、営業利益-50%、経常利益-56.7%、当期純利益-61.1%の下落となり、従前の予想では前期より増益の予想でしたが、今回の修正で今期は減益になる見込みです。
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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