人生にゲームをプラスするメディア

マリオ生みの親、任天堂の宮本茂氏がスペイン皇太子賞を受賞・・・セレモニーにはあの兄弟も

任天堂専務で、マリオシリーズの生みの親である宮本茂氏が、10月26日にスペインで開催されたアストゥリアス皇太子賞の授賞式に参加し、長年のゲーム開発の功績が認められて同賞「コミュニケーションおよびヒューマニズム部門」を授賞しました。

任天堂 その他
ルイージとマリオに囲まれる宮本氏
  • ルイージとマリオに囲まれる宮本氏
  • ガッツポーズを見せる
  • 授賞式の様子
  • サイン攻めにあっています
  • 「宮本さんおめでとう!」の文字も。
任天堂専務で、マリオシリーズの生みの親である宮本茂氏が、10月26日にスペインで開催されたアストゥリアス皇太子賞の授賞式に参加し、長年のゲーム開発の功績が認められて同賞「コミュニケーションおよびヒューマニズム部門」を授賞しました。

アストゥリアス皇太子賞とは世界でも最も名誉ある賞の1つで、別名スペイン皇太子賞とも呼ばれています。科学、技術、文化、社会の分野において国際的に活躍し、人類に貢献していると見なされた個人、機関、組織に対し部門毎に賞品や賞金5万ドルが寄与されます。

同賞を運営管理するアストゥリアス皇太子財団によると、宮本氏の受賞理由について「現代のゲームの父であるだけでなく、豊富な想像力によって、思想・民族・国家を超えて、あらゆる世代の人々が相互に交流できる、新たな形のコミュニケーションやつながりを創造することを成し遂げた」と述べています。

また、宮本氏は同賞の公式ホームページにて、授賞に際し以下のコメントを発表しています。

「アウストゥリア皇太子賞のコミュニケーションおよびヒューマニズム部門に選出されたとの一報をうけ、とても光栄に思っています」

「ゲームの開発作業はチームの協力によるところが大きく、名誉高い賞に個人で選出されたということに少し謙遜する気持ちもあります。ですから、友達や長年共にゲーム開発を共にしてきた仲間全員を代表して受け取りたいです」

「今後もずっと、テレビゲームが全世界のあらゆる世代の人々に喜びや楽しみを提供できるように、私も努力を続けていきたいと思います」



なお、YouTubeで公開中の動画では、セレモニーやカンファレンス、文化行事としても名高い同賞の授賞式での宮本氏の様子を見ることができます。街中のあちこちで授賞を祝福する様子や、マリオやルイージもセレモニーに駆けつけていますので、ぜひ見てみてください。
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

任天堂 アクセスランキング

  1. ダークファンタジーACT『明末:ウツロノハネ』舞台の明王朝末期の蜀でいったい何が起こっていたのか?ゲームをより深く楽しめるように歴史的背景を学ぼう【ゲームで世界を観る 特別編】

    ダークファンタジーACT『明末:ウツロノハネ』舞台の明王朝末期の蜀でいったい何が起こっていたのか?ゲームをより深く楽しめるように歴史的背景を学ぼう【ゲームで世界を観る 特別編】

  2. 『MOTHER2』インパクトありすぎな敵キャラ10選

    『MOTHER2』インパクトありすぎな敵キャラ10選

  3. 『あつまれ どうぶつの森』移住費用5000マイル支払いに役立つ!序盤でもパパっと終わるたぬきマイレージ8選

    『あつまれ どうぶつの森』移住費用5000マイル支払いに役立つ!序盤でもパパっと終わるたぬきマイレージ8選

  4. 『マリオ3』は最弱の「カエルスーツ」のみでクリアできるのか!? 特殊すぎる変身アイテムでいざ挑戦【スーパーマリオ35周年特集】

  5. 『あつまれ どうぶつの森』風呂やプールに入る裏技が発見される!?いろいろな家具の中に入ってみた

  6. 『あつまれ どうぶつの森』マルチプレイをさらに楽しむ10のコツ! 準備しておけば一緒に遊ぶのがさらに楽しく

  7. 国内ではほとんど情報が無い海外版ファミコン「NES」の不思議な世界─ソフトの入れ方すら異なる“別物”っぷり!生粋のマニアがその魅力を語る

  8. 『スプラトゥーン3』で真っ先に慣れたいジャイロ操作のコツ―初心者はまず、思わず傾く体をこらえて!

  9. 天変地異の前兆!?『あつまれ どうぶつの森』で釣れる「リュウグウノツカイ」ってどんな魚?【平坂寛の『あつ森』博物誌】

  10. 衝撃の事実!『ポケモン』モンスターボールの誕生に隠された“ある教授の研究”とは…

アクセスランキングをもっと見る