脚本を「GANTZ」シリーズの渡辺雄介さん、監督を『ごくせん』や「カイジ」シリーズの佐藤東弥さんが務める。映画化にあたっては『ヤッターマン』などで観客を魅了して来た日活SF映画のスタッフが取り組む。10月15日にクランクイン、12月下旬までにクランクアップする予定だ。
アニメ作品の実写化となると気になるのは、キャラクターたちを演じる俳優たちだ。科学忍者隊の5人を演じる役者陣も、今回、明らかにされている。
チームのリーダーとなる“大鷲の健”には、若手の俳優として大きな注目を集める松坂桃李さんを起用する。松坂さんはNHK朝の連続テレビ小説『梅ちゃん先生』や映画『ツナグ』で知名度が高いが、アニメや特撮ファンには、『侍戦隊シンケンジャー』のシンケンレッド(志葉丈瑠)でもお馴染みだろう。
また、アニメでもそのクールな雰囲気が人気であった“コンドルのジョー”に綾野剛さん。紅一点の“白鳥のジュン”は、こちらも注目されている女優の剛力彩芽さんとなった。
最年少 “燕の甚平”は濱田龍臣さん、“みみずくの竜”は鈴木亮平さんが演じる。役者陣が『ガッチャマン』の魅力をどのように2013年の実写に甦らせるかが多くの話題を呼ぶだろう。
SFアニメがベースになるだけに、キャラクター、メカニック、VFXも見どころになる。VFXの担当は白組だ。アニメ作品の実写化『SPACE BATTLESHIP ヤマト』、フルCGアニメ『Friends_もののけ島のナキ』、『ALWAYS三丁目の夕日』では実写映画のVFXパートを手がけるだけに、今回の映像にも期待が高まる。本作の舞台は近未来の東京となるが、CGカットは映画『ヤッターマン』や『GANTZ』を超える予定だ。
また、キャラクターデザインを『APPLESEED』、『EX MACHINA』で国際的知られた荒牧伸志さん、アクション指導をハリウッドでの経験も豊富な小池達朗さんが行うのも注目だ。グローバルクラスの作品になりそうだ。
「科学忍者隊ガッチャマン」シリーズは、多くのヒーローアニメを生み出してきたタツノコプロを代表する作品のひとつだ。1972年以来、たびたび映像化されてきたが、実写映画は初となる。
また、本シリーズは『BATTLE OF PLANETS』として米国でもテレビ放映され、世界各地で多くのファンを持つ。その大作実写映画だけに、海外からも大きな注目を集めるのは間違いない。
[キャストコメント]
■ 松坂桃李
「これだけ有名なアニメーションの実写映画化に参加することができるのは、身震いするぐらい楽しみです。
5人のメンバーは初共演の方、再共演の方と入り交じっていますが… これから撮影期間を通じて結束を固めていきたいと思っています。
僕は戦隊出身なので、レッドを務めさせていただいた経験を活かすと共に、全く新しいヒーロー像を作り上げていきたいと思っています。
懐かしさと新しさを同時に共有していただけるような作品になればと思います。」
■ 綾野剛
「正義とは何なのか。悪とは何なのか。
自身の真に潜む獣と闘い続け、牙なる精神で、チーム・ガッチャマン、漢、コンドルのジョーを生きさせて頂きます。
ガッチャマン世代の皆様、そしてまだガッチャマンに触れてない世代の皆様にも共感共鳴して頂けるよう、真に迫まり邁進させて頂きます。20XX年新生ガッチャマンを。」
■ 剛力彩芽
「実写映画化されることと、この映画に出演できることに、とてもとてもびっくりしました。そして気持ちがワクワク高鳴りました! 誰もが知っているアニメなので、期待を裏切らないように、格好よく、ガッチャマンらしく、新しいジュンを魅せることができたらなと思います! アクション初挑戦なので、とにかくとにかく楽しみです!!
そしてずっとやりたかったアクションに初挑戦できるので、とても楽しみにしています!!
■ 濱田龍臣
「原作自体は観たことがなかったのですが、台本をとても楽しく、興奮しながら読みました!
アクションシーンがとても多いし、自分が一番年下なので精一杯頑張って、沢山の人に満足してもらいたいなと思っています。」
■ 鈴木亮平
「日本のアニメを代表する作品のキャストに選んでいただいてとても光栄です。「これが日本のヒーローだ」といえるようなものを、世界に向けて提示できたらと思います。
原作とは少し違うリュウですが、役柄の芯の部分を大切にして、昔からのガッチャマンファンの方々にも「こんなリュウもいいな」と思ってもらえるように頑張ります。」
■ 佐藤東弥監督
「「スパイダーマン」「バットマン」を筆頭にアメリカではコミックヒーローの実写映画が快進撃を続けています。コミックの中の想像上のヒーローが最新のCG・特撮技術により現実の世界を縦横無尽に駆け回る姿に興奮を覚えつつ、そんな映画が日本でもできないのだろうかと考えていました。そして、日本待望のヒーローがいよいよ現実の世界に登場します。
私が子供の頃、楽しみにしていたアニメ、ガッチャマンはかっこいいエンタテインメントでありつつも、当時の社会問題なども盛り込まれており、ただ面白いだけのアニメではありませんでした。
原作のアニメの世界にリスペクトを捧げながら、若くて才能ある俳優陣、スタッフたちと、原作を知らない方々にも楽しんでいただけるような、そして今の時代だからこそ希望をもてるような、日本ならではのヒーロー映画を作り上げていきたいと思っております。」
映画『ガッチャマン』
2013年夏 全国東宝系にてロードショー
http://www.gatchaman-movie.jp/
[出演]
松坂桃李 綾野剛 剛力彩芽 濱田龍臣 鈴木亮平
原作: 竜の子プロダクション
監督: 佐藤東弥
脚本: 渡辺雄介
編集部おすすめの記事
その他 アクセスランキング
-
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」40周年記念!宮下あきら(魁!!男塾)、桂正和(I”s)ら伝説級作家10名によるスペシャルイラストが超豪華
-
『勝利の女神:NIKKE』などのキム・ヒョンテもAIを活用中―自身の過去絵を学習させたモデルも
-
『天穂のサクナヒメ』の攻略に、農林水産省の公式サイトは本当に役立つのか? 参考にしながら実際に稲作してみた
-
『モンハン』以外の“狩りゲー”も面白い!『ワイルズ』発売前だけど現行機で遊べるハンティングアクションシリーズをまとめてみた
-
VTuberプロジェクト「ぶいすぽっ!」が仕掛ける新展開とは?―運営に訊く「海外進出」「新メンバー」について、そして「12話アニメ」!?
-
【コスプレ】『らんま1/2』から『着せ恋』まで人気キャラ集結! 「acosta!」美女レイヤー9選【写真42枚】
-
ゲーマーも人ごとじゃない尿路結石、その症状や対処法を医師に聞いてみたー水分不足は発症の原因に、適切な水分補給がカギ【コラム】
-
サバゲー未経験者、「バイオハザード サバゲーフィールド」で夢中に!15分でハマれるその魅力とは
-
『ウマ娘』最も推したい「先行ウマ娘」は? オグリ、ライス、テイオーが三つ巴の激戦!【アンケ結果】
-
2025年12月に発売されるおすすめタイトル5選!『ポケモンZA』追加コンテンツに“HD-2D”の火付け役『オクトラ』シリーズの最新作など











