人生にゲームをプラスするメディア

タカラトミー、ポケモン玩具の世界ライセンス獲得 ― グローバル展開目指す

タカラトミーは、人気キャラクター「ポケットモンスター」の玩具分野のグローバルライセンスを獲得した。同社の北米子会社であるトミー・インターナショナルが、株式会社ポケモンの米国法人ポケモンインターナショナル(とライセンス契約を結んだ。

その他 玩具
ポケットモンスター
  • ポケットモンスター
玩具大手のタカラトミーは、ゲームソフトやアニメで人気のキャラクター「ポケットモンスター」の玩具分野のグローバルライセンスを獲得した。同社の北米子会社であるトミー・インターナショナル(TOMY International,Inc.)が、株式会社ポケモンの米国法人ポケモンインターナショナル(The Pokemon Company International)とライセンス契約を結んだ。
契約地域は、北米、ヨーロッパ、オセアニアなどが含まれる。また、契約期間は複数年としている。

タカラトミーは国内では、1997年に「ポケットモンスター」の商品化ライセンスを取得、玩具や周辺関連商品を大きく展開する。同社はジャンル別ごとに事業部を設けているが、「ポケットモンスター」のみはブランド単独でポケットモンスター事業部を設けるほど存在感が大きい。
また、タカラトミー本体は、アジア地域(香港、台湾、韓国、ASEAN諸国)、さらに近年は中国でも「ポケットモンスター」の玩具展開を進めている。今回の新たなライセンス契約で、日本、アジアにヨーロッパ、北米とオセアニアが加わり、グローバルで「ポケットモンスター」のビジネスが可能となる。

トミー・インターナショナルは、2011年にタカラトミーが米国の玩具会社RC2を買収したものである。北米だけでなく、ヨーロッパ、オセアニアで事業展開をしている。また、未就学児やキッズを得意としている。子どもたちに人気の有力ブランドは同社と親和性が高いとみられる。
タカラトミーは、同社の強みとネットワークを利用して、得意分野のビジネスを広げることになる。M&Aによるシナジー効果を最大限に利用する。

「ポケットモンスター」は、1996年2月に任天堂から発売された「ゲームボーイ」用ソフトからスタートした。関連ソフトの累計販売数は全世界で約2億3000万本を超える。さらにテレビアニメは、世界77ヵ国・地域で放映されている。世界でも最も人気の高いキャラクターのひとつだ。

タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/

タカラトミー、ポケモン玩具の世界ライセンス獲得 グローバル展開目指す

《animeanime》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

その他 アクセスランキング

  1. ジークアクスならぬ「ちいくあくす」!キャラデザ・竹さんが「ちいかわ」風になったマチュたちを投稿―ナガノ先生の“ガンダムレポ漫画”受け

    ジークアクスならぬ「ちいくあくす」!キャラデザ・竹さんが「ちいかわ」風になったマチュたちを投稿―ナガノ先生の“ガンダムレポ漫画”受け

  2. ジムやドムらしき機体も!新カット満載の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」TVアニメ最新PV公開

    ジムやドムらしき機体も!新カット満載の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」TVアニメ最新PV公開

  3. 「ガンダム ジークアクス」で話題のシャア声優、実はこれまで意外な役も担当していた!演技も「実績と才気と野心あふれる若手将校ならば十分あり」と評価の声

  4. 「ガンダム ジークアクス」EDの地球儀をよく見ると…欠けたオーストラリア大陸にファン「コロニー落としだ!」「芸が細かい」

  5. 「ザク」だけでもバリエーション多数!「ガンダム ジークアクス」第1話で活躍したメカ・キャラたちを一挙紹介

  6. エアリス派とティファ派から熱い意見が殺到!「FF7のヒロインはどっち?」【アンケート結果発表】

  7. 人類に栄光あれ! 「機械生命体」が投下され、時代は『ニーア オートマタ』に─『リィンカネ』Twitter企画「NieR年表」第5弾がお披露目

アクセスランキングをもっと見る