しかし桜井氏は「日本ゲーム大賞2012」のゲームデザイナーズ大賞を主宰する立場。賞の関係者でありながら、別の部門を受賞するというのは躊躇いもあったそうです。「これでお手盛りの賞だと思われるのは辛いと思い、辞退しようとも考えました」。ただ、「この作品に票を投じて下さった皆さんや審査員の方々の気持ちもありますし、何より私一人がゲームを作ったわけではありません。多くの人が一緒になってやってきた結果ですので、有り難く受け取ることにしました」とのこと。
『新・光神話 パルテナの鏡』を振り返って桜井氏は「初代カービィとは全く異なる頑張りで作られたゲームです」と説明。「カービィを作った当時、ゲームはどんどん難しいものになり、一部の人のものになりつつありました。そこで、誰でもできるゲームを、とカービィを作りました。今回は逆に、そうした動きが過剰になっていると感じ、きちんと挑戦を提供できるものを、と考えて作りました」とのこと。
司会の伊集院氏から「25年で美化された人々の記憶に挑戦するのは大変なプレッシャーだったのでは?」と尋ねられると桜井氏は「それはスマブラで慣れましたので」との答え。「自分が(プレッシャーに)勝つのではなく、ユーザーさんが作ってくれているということですね」
『新・光神話 パルテナの鏡』は"挑戦を提供する"と作られた作品とはいえ「ほぼ無敵状態で遊ぶこともできますし、挑戦しようと思えばどこまでもできる、豪華な作品になっています。まだ触ったことの無い方は是非一度試してみてください」と締め括りました。
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