「MUCH」は、中心に5インチのHD液晶、左右にスライド式スティック、右側には4つのボタン、左側には十字キーが備わっています。右下に「MUCH」のロゴが入っている以外、見た目は細部の意匠までPSVitaそっくりです。
この「MUCH」はゲームに特化したAndroid2.3搭載のデバイスで、3Gを内蔵。通信料金は従量制ですが、いつでもストアからゲームをダウンロードして遊ぶ事ができます。Androidに対応したゲームであれば基本的に動作可能のようで、ブースではどこかで見たようなロゴも見られました。もちろん各種アプリも動作し、Weibo(中国版ツイッター)、QQ(メッセンジャー)など中国のメジャーサービスも利用できます。
映像は1080PのHDに対応、HDMI端子からの外部出力も可能、16GBの保存領域を内蔵し数多くのゲームをダウンロード可能です。ハード性能としては、CPUは1GHzのARM Cortex-A8、GPUはPowerVR SGX540、メモリは512MBを搭載しています。
ブースではソファーに座ってゲームに興じる人が多数。TencentのブースでもAndroidアプリの展示の場所に1台だけ「MUCH」を使用しているものがありました。実はポピュラーなのかもしれません。筆者も触ってみましたが、ゲームは遊び易いですね。なんといっても"いいとこ取り"ですからね。
価格は1600元(2万2000円ほど)。
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