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TVドラマでLet's Party!GACKTなど豪華俳優陣を起用「戦国BASARA -MOONLIGHT PARTY-」

カプコンは、『戦国BASARA』シリーズの実写テレビドラマ化を発表しました。

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カプコンは、『戦国BASARA』シリーズの実写テレビドラマ化を発表しました。

また、撮影現場でおこなわれた主要キャスト3名による記者発表の様子もお届けします。

■ついに実写ドラマで登場!「戦国BASARA -MOONLIGHT PARTY-」
2005年の発売以来シリーズ累計310万本となる本シリーズは、日本の戦国時代を舞台としながら、実際の歴史とは全く異なる個性豊かなキャラクターをはじめ、スタイリッシュなアクションゲームとして幅広いファンからの人気を集めています。

これまでTVアニメや劇場版、舞台とさまざまな展開を見せてきましたが、今回は「戦国BASARA -MOONLIGHT PARTY-」として初のTVドラマ化が決定。MBSでは7月12日よりから毎週木曜日の深夜1時25分から放送し、BS-TBSでは9月より深夜枠にて放送予定です。

ドラマ版では伊達政宗役に林遣都氏、真田幸村役に武田航平氏を迎えたW主演でおこなわれ、伊達政宗の腹心である片倉小十郎役に徳山秀典氏を起用。圧倒的な強さを誇る最強の武将、織田信長役はGACKT氏で、エンディングテーマには同氏の歌う「白露-HAKURO」が決定しました。

このほか、猿飛佐助役/井澤勇貴氏、上杉謙信役/有末麻祐子さん、かすが役/落合恭子さん、濃姫役/長澤奈央さん、明智光秀/樋口夢祈氏、森蘭丸/椎名鯛造氏、武田信玄役/岩永洋昭氏など、個性豊かな実力派俳優陣が発表となっています。

監督は数多くのテレビドラマで卓越したCGセンスと観客を魅了するストーリーを描いてきた松田圭太氏、「ウルトラマンゼロTHE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」「おくさまは18歳」や、実写「テニスの王子様」など多彩な活躍をみせているアベユーイチ氏。アクション監督は「芸者×忍者」など、世界でも人気を博している小原剛氏、脚本には「バーテンダー」「大奥」など実写ドラマや映画、アニメ作品と幅広く活躍する高橋ナツコ氏、第一線で活躍しているアニメーション脚本家の山口亮太氏が担当します。

■主要キャスト3名による発表会
記者発表には林氏、武田氏、GACKT氏が登場。クランクインから間もない中、ドラマに対する熱意や意気込みについて語りました。

―――『戦国BASARA』シリーズの実写ドラマ化についてと、それぞれの役についてどう感じましたか?
林:僕は原作を知らなかったのですが、森蘭丸役の椎名さんからゲームや舞台について教えてもらいました。絶大な人気を誇るゲームが原作ですし、キャラクターはみんな格好いい。これを実写化するの?と、正直不安だらけでした。クランクインから2日経って、こんな派手な衣装のまま激しいアクションもするし、非常にきついですけど、やりがいを感じています。

武田:僕はゲームを実際に遊んだり、友達のプレイを見たりしてました。すごく格好いいなって印象を持っていましたけど、これを実際に映像化するなんてちょっと無理なんじゃないかって思ったんです。でも実際に現場で撮影をはじめたら「これは良いものができる!」っていう手ごたえを感じましたね。仕上がりがすごく楽しみです。

GACKT:僕はこれから撮影に入るんですが、今回の勧善懲悪といったストーリーの中で、原作ファンを裏切らず、どうやって悪の織田信長を演じようか考えてきました。これから新しいファンも増えるドラマになるよう、いい形で原作ファンのみなさんの期待にも応えたいですね。

自分自身では、良い役より悪い役のほうが向いてると思ってます。世間的にも「悪い人」だと思われたほうが色々と楽なので、だいぶ悪い信長という役を楽しく演じていきたいです。

―――今回の衣装について感想をお聞かせください
GACKT:この衣装でどれだけ動くのかなと気がかりでしたが、ものすごくは動かないと聞いてほっとしました。でもW主演の2人はすごく動くので、ちょっと可哀想ですね。僕はその分、若武者をひねり潰す役として、演じる上でのいいスパイスになればと思ってます。

この姿で一番気に入っているのは、ヒゲですね。つけたとき「これも悪くないな」って、これからドラマに出るときはヒゲをつけようかなって思ったくらいです。こういうのもアリだと思うので、これからは「いいオッサン」役も演じていけたらいいですね。

林:まだ始まったばかりなので、衣装スタッフさんや造形スタッフさんと、いかに動く時に感じるストレスをなくすか話し合いながらやっています。武器は刀6本ということですが・・・無理です!でも、できる限り努力をしてゲームのファンを裏切らないアクションをお見せしたいです。

アクションの練習はずいぶん前からやっているのですが、みなさん気合いが入りまくりなんですよね。動きもすごくて。なので、ドラマではバッチバチのバトルを見せられると思います。

武田:バッチバチです(笑)僕は他の人に比べて前が開いているので、動きやすいんですよね。その分なんといっても「腹筋」が目立つので、食事を注意したりトレーニングを心がけたりしながらアピールしてます。

びっくりしたのは、幸村は槍を2本持つんですよね。こんなキャラ他にいない、っていう『戦国BASARA』シリーズらしさを、派手にきれいに演じていけるよう頑張っていきたいです。

―――個性的なキャラクターを演じる上で、何か役作りはおこないましたか?
林:僕の中では、声優の中井和哉さんの存在が大きすぎるんです。なので、それに近づこうとするのではなく、自分なりに正宗の豪快さや派手な動きを限界まで求めていこうかと思ってます。

武田:僕はやっぱり「腹筋」です(笑)それと幸村らしい、まっすぐな生き方や仲間を思う気持ちを現場でも大切にしながら演じたいと思います。

GACKT:原作の信長は喋り方や身のこなし、雰囲気がものすごく独特なので、いかにニュアンスを壊さずに自分のものにできるかを練習してきました。予想は裏切る、期待には応える。これは必ずやりとげたいと思います。

―――自分の役以外で演じてみたい『戦国BASARA』シリーズのキャラクターはいますか?
林:『戦国BASARA3』の石田光成は、体格が近いんですよね。「細っ!」っていう。彼ならより原作っぽいイメージになったんじゃないでしょうか。

武田:僕は本田忠勝です。あのガチガチな衣装を着て空を飛んだり、ドリルを使ったりしてみたいです。

GACKT:怪しさ、雰囲気では明智光秀も面白いじゃないかと思ってスタッフさんに話をしたんですが「GACKTさんは信長のほうが“悪さ”が出るでしょ」って言われて、その通りかもなって。もともと演じてみたい過去の人物として「織田信長」があったので、ここまで完全に悪に染まった信長をストレートに演じられるのがすごく楽しみです。

―――今回のドラマで初挑戦となったことはありますか?
林:僕は刀を振るうこと自体が初めてですね。初殺陣で、刀が6本って「すごいものがきたな」って思いました。

武田:これだけCGを駆使した作品は初めてです。演じた後、仕上がりを待ってる間が楽しくて、こんなわくわく感がたまらないですね。

GACKT:このドラマで、いかに「若手をいじめられるか」ですね。これまでは助けたりする役が多くて、誰かをいじめたり蹴散らしたりする役はなかった分、とても楽しいです。撮影が終わったら、どれだけみんなに嫌われて帰るかなって…でもプライベートではいい奴なんですよ。

―――エンディングテーマはどのように制作されましたか?
GACKT:今回は、武士たちが抱える「刹那」だったり「抱えている悲しさ」だったり「逃れられない運命」の中で、もがきながら失ったものに対する悲しみを曲として作りました。すごくドラマッチクでいい曲ができたので、音楽でも演者としても『戦国BASARA』の世界観を盛り上げていけるのが非常に嬉しいです。

―――ファンのみなさんにメッセージをお願いします
林:深夜ドラマとしては想像できないような、見ごたえある作品を届けるべく、監督やスタッフ、キャストの皆さんと頑張っています。期待してください!

武田:それぞれの武将がもつ正義や生きる姿が描かれている作品です。今の時代にはなかなかない、男同士の熱い友情や魂のぶつかり合いを見せて少しでも日本を元気にしたいと思います。

GACKT:ゲームやアニメは、日本が世界に誇れる文化だと思います。最近はドラマというと海外に押されていて、もったいないなと感じることもありますが、一方で原作をモチーフに、いかに自分たちで面白くするか挑戦するのも新しい。

このドラマを見た人が、もう1度歴史に触れてみようとか、歴史に興味を持つきっかけになるというのを、僕たちがやっていかなくちゃいけない。ただ楽しい作品を作るだけじゃない、こういうことこそエンターテインメントの義務だと思います。キャラクター達の「想い」を届けられたら、僕たちがやっている意味があるんじゃないかと思いますね。

―――ありがとうございました

■スタッフ
監督:松田圭太・アベユーイチ
アクション監督:小原剛
原作:CAPCOM(『戦国BASARA』シリーズ)
原作監修:小林裕幸(CAPCOM)、山本真(CAPCOM)
脚本:高橋ナツコ・山口亮太

「戦国BASARA -MOONLIGHT PARTY-」は、7月12日(木)から毎週木曜日深夜1時25分から放送予定です。
(BS-TBSでは9月予定)

(C)「戦国BASARA -MOONLIGHT PARTY-」製作委員会
《近藤智子》
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