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爽快なアクションと壮大な物語がロンチから楽しめる、PS Vita『ロード オブ アポカリプス』

スクウェア・エニックスがPlayStation Vitaのロンチタイトルの一つとして発売するのがアクションRPG『ロード オブ アポカリプス』。

ゲームビジネス 開発
スクウェア・エニックスがPlayStation Vitaのロンチタイトルの一つとして発売するのがアクションRPG『ロード オブ アポカリプス』。

本作はアーケードで稼働中の『ロード オブ ヴァーミリオン』と世界観を共有した作品。アルカナと呼ばれる強大な力を巡り繰り広げられる、王(ロード)と王(ロード)の壮絶な戦いを描いたダークファンタジー。爽快で派手なアクションと、豪華声優陣によって描かれる壮大な物語がプレイヤーを迎えてくれます。

混沌に満ちた世界。契約の力を求めし王の物語。

かつて大崩壊によって融合した”七界”と呼ばれる世界。七つのアルカナストーンを巡り多くの者が争う中、一人の若者が立った。多くの使い魔を従え、幾たびも混沌を退けたその若者を、人々は”王”と呼んだ。

長い時がたち、いつからか”王”の姿を見ることはなくなり、混沌による世界の崩壊が始まった。今まさにすべて混沌へ堕ちようとする時、行方知れずとなっていた最後のアルカナストーンを手に入れ、新たな王が誕生する。王は崩壊する七界より脱出すると、新たに世界を創造したという。

今、ふたたび混沌に堕ちた七界が、最後のアルカナストーンを求め、この世界を飲み込もうとしている。そこより来襲するものは、残り七界のアルカナ全てを手中にし、混沌に堕ちた”紅蓮の王”。

しかし、王を倒せるものもまた、王のみ。
すべてを失い七界と共に混沌へ堕ちるか、すべてのアルカナを手にし、七界の王となるか。
戦いは、再び幕を開ける――。


本作は様々なクエストを受注し、クリアしていくことでストーリーが進行する形式のアクションRPG。魔物の討伐や、アイテムの収集など、様々な内容のクエストが用意されています。

クエストには最大3人までの仲間(マーセナリー)を連れていくことができ、シングルプレイではNPCと、マルチプレイでは友達と一緒に挑む事ができ、シングル/マルチは、どちらで遊んでも同じクエストで展開を楽しめます。

ちなみに本作はPSPでも同時発売されます。基本的な内容はPS Vita版と同じですが、アイテムドロップ時にタッチで回収できたり、設定画面をタッチで操作できるようになっているなど補助的な機能が拡充されているとのこと。もちろん、有機ELの大画面で迫力あるプレイができるのもPS Vita版の嬉しいポイントです。

■PS Vitaと相性ばっちりのアクション

さっそく『ロード オブ アポカリプス』を体験。

まずはキャラメイクからスタートです。輪郭や顔のパーツ、声の種類まで選択して自分好みのキャラクターを作成できます。最後に7種類の中から武器を選択してスタート。筆者は一番手頃そうなライトソードを選択してみました。その他、スピアライフル、ツインブレード、トマホークなどがありました。それぞれ攻撃力や攻撃方法などが異なってくるようです。

アクションRPGに属する本作。主人公は魔物を討伐したり、素材を収集したりしながら目的を達成していきます。PS Vitaの性能と美麗なディスプレイを活かした爽快感溢れるアクションでシンプルなボタン操作ながら、いつの間に夢中にさせてくれます。NPCのAIもなかなか賢く、弱った筆者を回復で助けてくれながら、ガシガシ敵を攻撃し、心強い味方になっていました。

カメラ操作に関して、PS Vitaには左右にスティックが用意されていることから、本作では十字キーと右スティックをカメラに使用。状況に応じてカメラ操作を使い分けることでキャラクターの移動とカメラの操作をシームレスに行えるようになり、操作性が大きく向上しています。自然な操作により、ゲームの世界をより堪能できました。



スクウェア・エニックスのスタッフの皆さんと一緒にアドホック通信でのマルチプレイも体験してみました。マルチプレイではシングルプレイと全く同じクエストを受けることができ、マルチプレイだけで全てをクリアする事も可能だとか(敵はより強力になるそうです)。マルチプレイの際は様々なサインモーションが用意されていて、それを使用しながら他のプレイヤーとコミュニケーションを取りつつステージを進む事になります。NPCでも同様の遊びができるわけですが、やっぱり友達と一緒に冒険に出るの楽しさは別格ですよね。



ちなみに本作のPSP版は体験版として「ロード オブ アポカリプス お試し体験版-ロードの嗜み-」が公式サイトにて配布中。気になる方は是非チェックしてみてください。

『ロード オブ アポカリプス』は12月17日にPS VitaとPSPで同時発売予定です。
《土本学》
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