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実践する企業が語る「グローバルゲーム開発の現状と、その可能性」(前編)

国際ゲーム開発者協会日本グローカリゼーション部会は、8月27日、株式会社サイバーコネクトツー東京スタジオにて「グローバルゲーム開発の現状と、その可能性」と題した第9回目の勉強会を開催しました。

ゲームビジネス 市場
 
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■ゲーム開発からバーチャルキャラクターまで常に3DCGのフロンティアを目指すプレミアムエージェンシー

一方、既にグローバル開発に取り組んでいる日本企業としてプレミアムエージェンシーの山路和紀氏が登壇。現在、ニコファーレとともにバーチャルキャラクターを独自技術でリアルタイム合成をしていると、その時の模様を披露。ゲーム開発の多様化が進む中、このようなプロジェクトを推進することの意義についても改めて述べました。現在は、そのような新規事業に加え、ゲーム、映像、3Dインターネット、スマートフォンなどの開発請負をおこなうと同時に、ガラパゴス携帯向け自社アプリなどの開発も進めており、月、20人~50人相当のプロジェクトをアジア各国に業務委託しているとのこと。

また、教育という視点では、既に中国、香港、台湾、ベトナム、シンガポールでゲーム・CG制作に関わる教育事業を進めていると山路氏。インタラクティブなコンテンツを開発するうえではより踏み込んだ形で意識共有が出来ないとパートナーとするには不十分であるという思いから推進してきたとのこと。教育手法は現地の企業の人を集めて行うトレーニングから、学生をチーム編成し、小規模プロジェクトの開発を実際に日本人クリエイター指導のもと行わせるなど多岐に渡ります。

また、JETROによる中堅エンジニアの給与比較において、日本の給与が、アジア他地域よりも抜きんでている香港、シンガポール、韓国などと比較しても更に著しく高いという事実を挙げ、「ゲームは大丈夫という神話があったが、ゲームも作り手、経営者、消費者までもが新たな改革を模索しないと、製造業やアパレル、アニメなどと同様に空洞化が起こる」 と問題点を指摘しました。だが同時に『逝きし世の面影』という幕末から明治初期にかけて日本を訪れた外国人による記録集において、それぞれの人たちが日本人の誠実さや匠の力を挙げていた事を引用し、日本としての強みを改めて認識することの必要性を述べ講演を締めくくりました。
《中村彰憲》
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