人生にゲームをプラスするメディア

グラスホッパー・マニファクチュア、今後の複数タイトルに「アンリアル・エンジン3」を採用

グラスホッパー・マニファクチュアと米Epic Games, Inc.は8月4日、グラスホッパーが複数のプロジェクトにアンリアル・エンジン3を利用することが可能となるライセンス契約に調印したことを公表しました。

ゲームビジネス その他
グラスホッパー・マニファクチュアと米Epic Games, Inc.は8月4日、グラスホッパーが複数のプロジェクトにアンリアル・エンジン3を利用することが可能となるライセンス契約に調印したことを公表しました。

ライセンス契約に基づくゲームとしては、第一弾となる『LOLLIPOP CHAINSAW(ロリポップチェーンソー)』が角川ゲームスから発売される予定です。これ以外のゲームタイトルについては、順次詳細がグラスホッパーよりアナウンスされる予定です。

グラスホッパー CTOである川上智氏は「『シャドウ・オブ・ザ・ダムド』で培ったノウハウ、特に日本の開発環境に合わせた開発プロセスでのノウハウを今後もEpic様へフィードバックさせていただき今後のエンジン開発の参考にしていただければと思っております。おかげさまで各プロジェクトは非常に順調に進んでおります。今後の続報にご注目いただければと思います」とのコメントを寄せています。

一方エピック・ゲームズ・ジャパン代表の河崎高之氏は「グラスホッパーは日本ではかなり初期の段階からアンリアル・エンジン3を使い始めていただいた開発会社であり、我々Epic Gamesにとってもっとも重要なライセンシーの1つです。先日欧米で発売され、高い評価を得ている『シャドウ・オブ・ザ・ダムド』の成功を見てもあきらかなように、長年の経験を得て培われた同社のアンリアル・エンジン習熟度は、海外のディベロッパーと比較しても世界トップレベルにあると言えます。今回の契約で、グラスホッパーのユニークで尖った感性と、アンリアル・エンジンの技術力が融合・結実した作品がさらに多く生まれることになります。エンジンをご提供している我々も驚くような作品を生み出されることを熱望しています」とのコメントを寄せています。

©KADOKAWA GAMES / GRASSHOPPER MANUFACTURE
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回

    「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回

  2. “ビットサミットの父”ジェームズ・ミルキーが日本のインディーシーンを語る

    “ビットサミットの父”ジェームズ・ミルキーが日本のインディーシーンを語る

  3. 任天堂がマイクロソフトにレア社を売却した経緯とは・・・3億7500万ドル巨額買収の裏側

    任天堂がマイクロソフトにレア社を売却した経緯とは・・・3億7500万ドル巨額買収の裏側

  4. ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)

  5. ゲーム開発のマイルストーン社長が逮捕、金融商品取引法違反

  6. 「3本の柱」を軸にあらゆる可能性を模索―よしもとゲームズ代表取締役 斎藤祐士氏に聞くゲーム業界新規参入の意図と展望

  7. 任天堂、ロゴを変更?

  8. 「マンガ・アニメ・ゲーム議連」が自民党議員を中心に発足、アニメ殿堂や減税措置の導入を目指す 表現規制の反対派も加わる

アクセスランキングをもっと見る