事業分野別に見ると、主力のデジタルエンタテインメント事業が引き続き堅調であったほか、ゲーミング&システム事業やアビリットを買収した遊技機事業が成長を続けています。コナミスポーツクラブを運営する健康サービス事業は赤字が拡大しました。
デジタルエンタテインメント事業ではeアミューズメント(施設、業務用機)やカードゲームが落ち込んだ一方、SNSやコンシューマーゲームが拡大しました。SNSはグリーの大ヒット『ドラゴンコレクション』や『戦国コレクション』があり売上高が127→158億円と伸びています。今期はハドソンも含めソーシャルゲームに一層注力します。また、3DSやNGPなどでも各プラットフォームに合わせたコンテンツを幅広く展開するとのこと。
ゲーミング&システム事業ではパーティシペーション方式(カジノオーナーとのレベニューシェア)の収入が拡大し、スロットマシンの販売も好調でした。遊技機事業では高砂電器産業(旧アビリット)がグループに加わりました。健康サービス事業では震災の影響が約44億円あったとのこと。
今期の業績予想では売上高2580億円、営業利益260億円、税引前純利益240億円、純利益140億円と今期並を見込みます。
編集部おすすめの記事
特集
ゲームビジネス アクセスランキング
-
なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る
-
【DEVELOPER'S TALK】音ゲー、コーデ、キラキラ感。3DSタイトル『プリティーリズム マイ☆デコレインボーウエディング』にみるミドルウェアで実現した女児向けゲーム開発のこだわりとは?
-
「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー
-
任天堂がマイクロソフトにレア社を売却した経緯とは・・・3億7500万ドル巨額買収の裏側
-
【レポート】アーケード型VRホラーゲーム『脱出病棟Ω』を4人でプレイ!怖すぎて店内に悲鳴が響き渡る
-
YouTubeで違法動画を見てしまったら・・・?分からないことだらけの「違法ダウンロード刑事罰化」まとめ
-
海外ゲーマーが選ぶゲームの悪役ベスト25−栄光のトップは一体だれ?
-
USJのVRジェットコースター「XRライド」がヤバ過ぎる…レールのない空間を走り、前振りなく急落下する
-
任天堂、ロゴを変更?
-
ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が米国任天堂らを提訴