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【TGS 2010】『戦場のヴァルキュリア3』は絶望から這い上がる人々の物語

東京ゲームショウ2010最終日は、セガのPSPソフト『戦場のヴァルキュリア3』の制作発表会が行われました。

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東京ゲームショウ2010最終日は、セガのPSPソフト『戦場のヴァルキュリア3』の制作発表会が行われました。



ヒロインであるリエラ役の遠藤綾さんとイムカ役の浅野真澄さん、本作を手がけるプロデューサーの本山信二氏とディレクターの小澤武氏が登場、作品の魅力を語りました。



『戦場のヴァルキュリア3』は、架空の1930年代を舞台にハードな戦場を描くシミュレーションRPGの最新作。主人公クルト・アーヴィングは犯罪者などが集められた懲罰部隊「ネームレス」に送られ、一癖もふた癖もあるメンバーたちと共に絶望的な戦場で戦います。

「絶望の果て、歴史を変える名もなき戦士たちの物語」というキャッチコピーはキャラクターを演じる二人の心に重く響いたようです。

遠藤さん「絶望からのスタート、そこから這い上がる人々の物語で、どう終わるのか好奇心をそそられます」

浅野さん「歴史を変えたけれど、懲罰部隊の面々が表に出ていないところに興味を惹かれます」

懲罰部隊という衝撃的な設定は『ヴァルキュリア3』の制作最初期に決定した案だそうです。

本山氏「『ヴァルキュリア3』を作るときに最初に出た案です。スパイといった案もありましたが、戦いを描く意味でも現行の形に落ち着きました。中には本当の犯罪者もいますので、クルトも気苦労が多いですね」

リエラのデザインには紆余曲折があったものの、逆にイムカの方はすんなりと決まったといいます。

本山氏「リエラは最初かなり地味なデザインでした。スパイらしく「ルパン三世」の峰不二子風の格好だったんです。さすがにこれはヒロインとしてどうかという話になり、古今東西のヒロインたちを紐解く「ヒロイン会議」を深夜まで行っていました。長髪やスカートといった要素を少しずつ入れて柔らかくしました。イムカのデザインはブレなかったですね。最初に決定しました」

続いてはキャラクターに焦点を当ててのディスカッション。クルト役の中村さんは残念ながらステージに出演できず、ビデオメッセージが届けられました。

中村「軍人という部分が非常に強いキャラクターだと感じられました。プライベートと任務中の区別はつけても、任務中にロボットになってしまってもいけない。色々な感情を抱えながら任務を遂行する、という部分に注目して見ていただけると面白いのかなと思います」

遠藤さんと浅野さんはリエラとイムカへの印象を語ります。

遠藤さん「最初は優等生かと思ったんですが、脚本を読めば読むほど女の子っぽい部分が感じられました。ダブルヒロインなので、別ルートの部分を見るのも楽しかったですね。暗い感じのキャラクターが多い中、笑顔が多いのがリエラなので、爽やかな印象が残ればいいと思います」

浅野さん「設定を見たとき、強くて怖い女の子かと思いましたけど、本当は女の子らしい女の子。実は背丈も小さくて、小さな女の子が一生懸命運命と戦う感じを入れたかったです。「悪くない」「やるしかない」と「~ない」と語尾につくのも特徴的でした」

本山氏によれば、『ヴァルキュリア3』には戦車のカスタマイズや「全く新しい」育成モードなど様々な新要素が搭載されているとのこと。11月には体験版が予定されており、本編とも連動しているそうですので、配信が楽しみですね。

《水口真》
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