人生にゲームをプラスするメディア

【CEDEC 2010】「Unreal Engine 3 を利用した欧米のゲームコンテンツ開発パイプライン」

Epic GamesのシニアアーティストはUnreal Engine 3の使用例を紹介します。

任天堂 その他
【CEDEC 2010】「Unreal Engine 3 を利用した欧米のゲームコンテンツ開発パイプライン」
  • 【CEDEC 2010】「Unreal Engine 3 を利用した欧米のゲームコンテンツ開発パイプライン」
  • 【CEDEC 2010】「Unreal Engine 3 を利用した欧米のゲームコンテンツ開発パイプライン」
  • 【CEDEC 2010】「Unreal Engine 3 を利用した欧米のゲームコンテンツ開発パイプライン」
  • 【CEDEC 2010】「Unreal Engine 3 を利用した欧米のゲームコンテンツ開発パイプライン」
Epic GamesのシニアアーティストはUnreal Engine 3の使用例を紹介します。

CEDEC2010では「Unreal Engine 3 を利用した欧米のゲームコンテンツ開発パイプライン」講演が行われました。

講師はEpic GamesのシニアアーティストKendall Tucker氏。『Gears of War 2』『Gears of War 3』『Unreal Championship 2』といった作品群に携わっています。

Epic Gamesのグラフィック作成はコンセプトアート→ハイポリモデル→ローポリモデル→ローポリモデルのアンラップ→プロセッシング→テクスチャリング→Unreal Engine 3でのマテリアル作成といった手順で行われています。

コンセプトアートの作成時には「時間が許す限りより多くのディテールを加える」といった作業が行われ、個々のオブジェクトはパーツごとに分割されてそれぞれのグラフィックスタッフの手にゆだねられるそうです。

ゲームアセットは3DS Maxでベーシックモデルを作成→Zbrushで作業→Decimation Masterを使って最適化→3DS Maxでローポリモデルを作成→アンラップ、プロセスといった手順で制作されています。Tucker氏はここでそれぞれのパーツにRGB(赤・緑・青)の色をつけることでそれぞれのパーツの干渉を防ぐというテクニックを明かしました。RGBのマスクを活用することで、それぞれのパーツに簡単に色がつけられるそうです。

氏はモデルを制作する前に「適切なシステムユニットスケールを使用しているか確認するのが非常に重要」であると指摘。

また、UV Seamやスムージンググループ、異なったマテリアルはエッジの頂点カウントを倍増させる(同じモデルでも3DS MaxとUnreal Engine 3では後者の方が頂点カウントが10000以上増えることがある)ため、あらかじめUnreal Engine 3を意識した制作が大切であるとアドバイスしました。
《水口真》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

任天堂 アクセスランキング

  1. ヨッシーが食べる珍味10選!それ、おいしいの? それとも……。

    ヨッシーが食べる珍味10選!それ、おいしいの? それとも……。

  2. 任天堂のゲームのトラウマ10選 ─ 思い出すだけで恐怖が蘇る!?

    任天堂のゲームのトラウマ10選 ─ 思い出すだけで恐怖が蘇る!?

  3. 『モンハンライズ』これでカムラの里マスター!?勲章「歩き疲れない下駄」入手への道&カムラの里人物名鑑

    『モンハンライズ』これでカムラの里マスター!?勲章「歩き疲れない下駄」入手への道&カムラの里人物名鑑

  4. 【インタビュー】 アルテピアッツァさんに『オプーナ』について聞きました!

  5. 『あつまれ どうぶつの森』島の名前アイデア50選!命名に迷っている人は要チェック

  6. 『モンハンライズ』の新スキル「鬼火纏」って何?驚くべき強さの秘密や注意点まで徹底解説

  7. 『あつまれ どうぶつの森』真夏の夜の虫取りあるある15選! わざと逃がしたカナブンは数知れず

  8. 『ポケモン ソード・シールド』ポケモン図鑑完成を目指すときのコツ!400種類コンプを目指そう

  9. 『スーパードンキーコング』20周年記念と同時に、PC向け非公式ファンメイドゲームが12月に公開

  10. 『あつまれ どうぶつの森』喜ぶレイジに黒い笑みのつねきち! 島の重役たちが2020年を振り返る

アクセスランキングをもっと見る