人生にゲームをプラスするメディア

知的財産戦略本部、マジコン利用の違法化も検討へ

政府の知的財産戦略本部は、年々深刻化するインターネット上の著作権侵害コンテンツ対策についての中間とりまとめを行い、ゲームのいわゆる「マジコン」の使用についても違法化する方向で今後の計画に取りまとめる事を明らかにしています。

ゲームビジネス 開発
知的財産戦略本部、マジコン利用の違法化も検討へ
  • 知的財産戦略本部、マジコン利用の違法化も検討へ
  • 知的財産戦略本部、マジコン利用の違法化も検討へ
政府の知的財産戦略本部は、年々深刻化するインターネット上の著作権侵害コンテンツ対策についての中間とりまとめを行い、ゲームのいわゆる「マジコン」の使用についても違法化する方向で今後の計画に取りまとめる事を明らかにしています。

知的財産戦略本部のコンテンツ強化専門調査会、インターネット上の著作権侵害コンテンツ対策に関するWGは中間とりまとめ案として、「アクセスコントロール回避規制の在り方」と「プロバイダの責任の在り方」について提言しています。

マジコン関連は「アクセスコントロール回避規制の在り方」の中で触れられています。

任天堂などがマジコンの輸入業者を提訴した例もあるように、アクセスコントロールを回避する機器の輸入や販売は輸入や販売などは不正競争防止法で規制されています。しかしながら、回避する機器を製造したり、個人として利用する事には制限がかけられていません。

報告書によれば不正競争防止法の制定の意図として、事業者間での公平な競争を担保するというものがあり、個人の行為は規制されなかったそうです。しかしながら、個人でのマジコンなどの利用が深刻化し、規制の対象でないため、行為を助長するような雑誌が多数発売されている現状を鑑み、これらを規制する必要があるのではないかと報告書では結論付けています。

規制の具体的な対象としては、マジコンを利用してのゲームプレイ、映像配信のDRMを解除する、DVDを不正に複製する、といった行為が挙げられています。ただし、個人が私的に行う回避行為に対して刑事罰をもうけるのは慎重に検討すべきとも指摘しています。

そのほか著作権侵害コンテンツへの対処として、アクセスコントロール機器の水際での摘発の強化も提言されています。

これらの計画は「知的財産推進計画2010」でまとめられる方針です。
《土本学》

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 発覚!元任天堂広報H氏2度目の転職

    発覚!元任天堂広報H氏2度目の転職

  2. 【DEVELOPER'S TALK】手のひらサイズでも「ACE」級、iPhoneアプリ『ACE COMBAT Xi Skies of Incursion』開発チームのチャレンジ

    【DEVELOPER'S TALK】手のひらサイズでも「ACE」級、iPhoneアプリ『ACE COMBAT Xi Skies of Incursion』開発チームのチャレンジ

  3. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

    なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  4. ポケモンが現実世界と仮想世界を繋いでいく、20年目の挑戦・・・株式会社ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏インタビュー

  5. 桜井政博さん公開対談inファミ通ブース

  6. 【特集】VRで盛り上がるジョイポリス、だがセガは1994年にVRアトラクション「VR-1」を導入していた

  7. プレイステーション3版『頭文字D EXTREME STAGE』・・・開発者に聞く

アクセスランキングをもっと見る