そのストーリーに迫る「メタルギア ソリッド ピースウォーカー ステージA」がKONAMIブースで開催されました。
小島秀夫監督が披露する9分20秒ものトレイラーによって『ピースウォーカー』の物語が明かされます。
『ピースウォーカー』は『メタルギア ソリッド 3』の10年後、冷戦のただ中である1974年が舞台。軍隊を持たない国であるコスタリカに謎の武装勢力が侵攻、ネイキッド・スネークたちがこれに立ち向かいます。
ユーモアあるシーンで知られる『メタルギア』シリーズのトレイラーですが、『ピースウォーカー』のそれは終始シリアスなテイスト。小島監督は当初慣例通りにギャグを入れていたものの、編集段階でこれを取り除いたそうです。
小島監督は冷戦時代を「善でも悪でもない人々が色々なものに操作されて善や悪の方向へ行く」ものであるとし、「なぜ核兵器や軍隊がなくならないのだろう、と考えている人は『ピースウォーカー』で現実を学んで欲しい」と語ります。
そのストーリーは「分かり易く、感動する、『メタルギア ソリッド 3』的な話」であり、「ザ・ボス好きの人にはかなりくる」(小島氏)ものになっているとのこと。『ピースウォーカー』の前に『メタルギア ソリッド 3』を遊んでおくことでよりストーリーが深まるそうです。
ネイキッド・スネーク役の大塚明夫さん、ミラー役の杉田智和さん、ラ・パス役の水樹奈々さん、チコ役の井上喜久子さんのビデオメッセージも披露されました。『メタルギア』シリーズといえば洋画系の声優陣というイメージがありますが、今回はアニメで活躍される声優さんも多数登場しています。小島監督によると、PSPユーザーは中高生が多いので、洋画系とアニメ系の両方から声優を起用したとのこと。通常のゲームではあまりない、声優さんたちが一堂に会してのアフレコの様子も公開され、『ピースウォーカー』のドラマ的な部分へのこだわりが浮き彫りにされました。
小島監督が「まだ『メタルギア ソリッド』をやったことのない人もPSPで遊んで欲しい」と推す『ピースウォーカー』ですが、会場では体験版がダウンロード配信されるほか、試遊台も用意されています。ダウンロードした人にはリストバンドとPSP用のアクセサリーが配布され、体験版ユーザー専用のマッチングスペースへの入場が可能とのこと。共にミッションに挑む「潜友」(せんゆう)を探すのも楽しいのではないでしょうか。
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