人生にゲームをプラスするメディア

アトラス、アミューズメント施設運営事業を売却・・・家庭用ゲーム機関連に注力、10位内を目指す

今年初めに業務用機器からの撤退を決めたアトラスですが、残る施設運営事業も分社化し売却する方針を固めました。

ゲームビジネス 市場
今年初めに業務用機器からの撤退を決めたアトラスですが、残る施設運営事業も分社化し売却する方針を固めました。

それによれば、12月1日にアミューズメント施設関連事業を会社分割し、新たに株式会社NEWSを設立。同日付で、新会社の株式の86%を中小企業レジャー機構株式会社に売却します。アトラスでは、10月29日に開催する株主総会の決議を経て正式に決定する予定です。

アトラスでは昨年9月に発表した中期経営計画の中で、2011年7月期を目標にアミューズメント関連資産を圧縮し、家庭用ゲーム関連事業に注力する方針を打ち出し、今年3月末をもって業務用機器関連事業からの撤退を行いました。その後もアミューズメント業界全体の厳しさが増している事を受け、前倒しでの施設運営からの撤退を決めました。

新会社の従業員は104名になる見通しで、中小企業レジャー機構への売却金額は44億7200万円。2008年7月期の部門成績は売上高99億3400万円、営業利益2億7000万円でした。

アトラスは今後、家庭用ゲーム関連事業に経営資源を集中し、パッケージゲームソフト市場で将来的に10位内を目指し、開発体制の強化、ラインナップの拡充を進めていくとしています。また、世界に通用するIPの開発、コンテンツのマルチユースにも取り組んでいくとしています。あ
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

    「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

  2. 神奈川県が『GTA3』を有害図書に指定、カプコンは法的措置も

    神奈川県が『GTA3』を有害図書に指定、カプコンは法的措置も

  3. 美少女が教えてくれる「Java講座」が無料公開、ボイスは上間江望

    美少女が教えてくれる「Java講座」が無料公開、ボイスは上間江望

  4. 任天堂が65歳定年制を導入

  5. 【週刊マリオグッズコレクション】第5回 マリオのシャンプーをいろいろ紹介

  6. 挑戦的すぎる任天堂−懐かしのCM

  7. ポケモンが現実世界と仮想世界を繋いでいく、20年目の挑戦・・・株式会社ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏インタビュー

アクセスランキングをもっと見る