海外ゲームサイトIGNは、これまで発売されたニンテンドーDSのゲームからトップ25を選んでいます。海外ゲーマーが選ぶトップ25は果たしてどんな内容となるのでしょうか。 ■25~21位 25. Tony Hawk's American Sk8land 24. Planet Puzzle League(『パネルでポンDS』) 23. Space Invaders Extreme(『スペースインベーダーエクストリーム』) 22. Picross DS(『ピクロスDS』) 21. Puzzle Quest(『パズルクエスト~アガリアの騎士~』) 24位の『パネルでポンDS』は「携帯ゲーム機でリリースされたうちで最も習慣性が高くて危険なゲーム」。 23位の『スペースインベーダーエクストリーム』は「古典的なゲームデザインの素晴らしいアップデート」であり「新しく独創的なゲームコンセプト」とのこと。 ■20~16位 20. N+ 19. Final Fantasy Tactics A2(『ファイナルファンタジー タクティクス A2 封穴のグリモア』) 18. Kirby Canvas Curse(『タッチ!カービィ』) 17. Sonic Rush(『ソニック ラッシュ』) 16. Elite Beat Agents(『押忍!闘え!応援団』) 16位の『Elite Beat Agents』はオリジナルの『押忍!闘え!応援団』から大きな改変が加えられていますが、これを「任天堂オブアメリカ(NOA)の信じられないほど奇妙なローカライズ」であり「改変する価値があった」と絶賛。「ゲームデザインが特有だったので、いくつかの音楽ゲームがこれをコピーしている」とオリジナリティの高さに言及しています。 ■14~11位 15. Guitar Hero On Tour 14. Ninja Gaiden Dragon Sword 13. Nintendogs 12. Animal Crossing: Wild World(『おいでよ どうぶつの森』) 11. Advance Wars: Dual Strike(『ファミコンウォーズDS』) 14位の『Ninja Gaiden Dragon Sword』 13位の『Nintendogs』は、これがニンテンドーDSの最初の年に発売されたことで、他のメーカーのバーチャルペットものゲームのハードルを高くした、とゲーム業界全体へのクオリティアップ効果に言及。シリーズの続編を希望しています。 12位の『おいでよ どうぶつの森』に関しては、Wiiの『街へいこうよ どうぶつの森』に多くのフィーチャーが継続して使用されていることを評価しています。 ■10~6位 10. Grand Theft Auto: Chinatown Wars(『グランド・セフト・オート:チャイナタウン・ウォーズ』) 9. Pokemon Diamond/Pearl/Platinum(『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ』) 8. Meteos(『メテオス』) 7. Metroid Prime Hunters(『メトロイドプライム: ハンターズ』) 6. Tetris DS(『テトリスDS』) 『グランド・セフト・オート:チャイナタウン・ウォーズ』は10位。着目すべきは携帯性ではなくカートリッジとニンテンドーDSという制限に負けず『GTA』を詰め込んだ離れ業であると定義。 『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ』については「流行と呼び、一時的な現象といった人もいたが、それは間違いだった」「ポケモンのコンセプトは98年に稼働し、そして今も働き続けている」「ポケモン・フェノメノン(現象)は流行ではない」と息の長さを評価しています。 ■5位~1位 5. The World Ends With You(『すばらしきこのせかい』) 4. Castlevania: Dawn of Sorrow(『悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架』) 3. The Legend of Zelda: Phantom Hourglass(『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』) 2. Mario Kart DS(『マリオカートDS』) 『すばらしきこのせかい』は「特徴的、革新的、魅力的でくらくらするようなRPG体験」であり「プレイしていないなら注意深く見て欲しい」と高評価。 『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』は全てタッチスクリーンで操作するという形態が議論を呼んだものの、グラフィックや操作、ストーリーなどあらゆる要素が素晴らしく、特にラインバックはこれまでハイラルにいたNPCの中でも最も思い出深いキャラクターだったとしています。 『マリオカートDS』については「あなたはスーパーファミコン版やN64版がベストというかも知れない。我々はあなたが間違っているとは思わないが、DS版も素晴らしいゲームであり、マリオカートのコンセプトにフォーカスしており、シリーズのトップを楽々獲れる」とシリーズを代表できる作品であると評価しています。 1. New Super Mario Bros.(『New スーパーマリオブラザーズ』) 栄光の1位は『New スーパーマリオブラザーズ』。 操作は基本的に十字キー+ボタンのこのゲーム、タッチスクリーンやWi-FiなどニンテンドーDSならではの機能を使わないことに着目。 「タッチを多く使わないのはそうする必要がないからで、『New スーパーマリオブラザーズ』の楽しさはゲームプレイの力強さとノスタルジアのパワーにある」「この再生において、シゲル・ミヤモトと開発チームはヒーローをそのルーツに帰還させた」と原点回帰を評価しています。 IGNのトップ25は常時更新中とのこと。果たしてどんなゲームがランクインするのか、海外ゲーマーと日本ゲーマーの感性の違いを見るのも面白いのではないでしょうか。
《水口真》
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