そのヒントがここにあります。任天堂の岩田聡社長はTimesOnlineのインタビューの席上でWii Vitality Sensorがどのようにはたらくかを見せています。
画面には人間のシルエットが表示されており、先週金曜日にオフィスで記録された岩田社長のリラックス状態(リラクゼーションレベル)を示しているそうです。「E3について考えている」時のリラックス状態は「シルエットの胸の所まで青い水が一杯になった」形で表示されています。
Wii Vitality Sensorは光センサーを使って脈や血流を検知。「息を吸うか吐くかすることでリラクゼーションレベルをチェックできる」と岩田社長は語ります。
そしてメトロノームの音にあわせて呼吸するというエクササイズを行うとリラクゼーションレベルは変化。水は青から緑色になり、水かさもわずかに増したといいます。エクササイズに要する時間は不明ながら、記事によるとなかなかの精度でリラックス状態とその質を判定できる模様。そして岩田社長であっても「E3について考える」のは緊張を伴う経験であるようです。
岩田社長は任天堂の戦略転換に関し、「新しいプレイヤーを惹きつける必要と、ゲームを止めた人に再び遊ぶよう説得する必要がある」ものであると解説。「我々がユーザーの裾野を広げるための基本戦略を発表した時、沢山の人々が“ゲームは子供と青年のもので、女性や高齢者のためのものではないのではないか”と疑問を呈したが、その思考法を受け入れるなら顧客は決して広がらない」と当時の苦労を語ります。
E3でソニーとマイクロソフトがモーションコントロールを出した点については「実は、去年の時点で我々に追いつくと思っていた」とした後、満面の笑顔で両手を広げ「“モーションコントロールの世界へようこそ”といいたい」と語ったと言います。「私は彼らが脅威かどうか判断する立場にはいないが、彼らは任天堂が立ち止まっていないことを心に留めておかなければならないだろう」と更なる発展の可能性を提示。インタビューの最後を「見えない何かを形にすることは私を魅了する」としめくくったとのことです。
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