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ファンこそプレイしてほしい「仮面ライダー」の名作ゲーム3選―初代プレイステーションからスイッチまで

初代から令和ライダーまで、時代を彩る名作ソフトの数々です。

任天堂 Nintendo Switch
ファンこそプレイしてほしい「仮面ライダー」の名作ゲーム3選―初代プレイステーションからスイッチまで
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2021年11月5日(金)、映画「仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル」の制作が発表されました。これは2010年に放送された平成仮面ライダーの1作品である「仮面ライダーオーズ」の、実に10年越しとなる完結編。「オーズ」は仮面ライダーファンから高い評価を受けている作品なだけに、この発表にファンは大喜びしています。

この吉報にちなんで今回は、「仮面ライダー」を題材としたゲームの中からオススメの3作品をピックアップしてご紹介! 幅広い世代に愛される「仮面ライダー」シリーズの特集ということで、せっかくなのでPSからSwitchまで、幅広い年代からセレクトしてみました。

KAMEN RIDER memory of heroez』(Switch/PS4)

『KAMEN RIDER memory of heroez』は、2021年11月現在最も新しい仮面ライダーのゲームです。「正義の仮面は紡がれる」をテーマに「仮面ライダーW」と「仮面ライダーオーズ」、二人の平成ライダーと令和の仮面ライダー「仮面ライダーゼロワン」が共に巨悪に立ち向かう姿が描かれています。現在話題沸騰中の仮面ライダーオーズも参戦しており、3作品と参戦作品が少ない分、「W」「オーズ」「ゼロワン」のキャラクターやストーリーにがっつりと踏み込んだ内容に。

プレイヤーは3人のライダーを操作し、敵を倒しながらフィールドを探索。「メモリガジェット」「カンドロイド」といった原作でお馴染みのアイテムを使って情報を集め、物語を進めていきます。敵との戦いでは「メモリ」や「メダル」、「プログライズキー」を交換、フォームチェンジすることで戦闘を有利に進めることが可能。原作さながらの手に汗握るバトルを体感できます。

そして、忘れてはならないのが映像と音楽の作り込み。本作の主題歌「Over Again」を歌うのは、「W」本編の主題歌「W-B-X~W Boiled Extreme~」を担当した上木彩矢さんと TAKUYAさんのコンビ。OPムービーも「W」本編と同じ坂本浩一監督が担当しており、このゲームのOPムービーを見ていると、まるでTVシリーズの続きを見ているかのような感動に包み込まれます。「W」ファンなら必ず遊ぶべきゲームだと断言してしまっていいかもしれません。もちろん、「オーズ」「ゼロワン」にもキャラクター同士のやりとりなど随所にこだわりが見られるので、こちらのファンにもオススメです。

仮面ライダーカブト』(PS2)

『仮面ライダーカブト』はPS2で発売された、仮面ライダーを操作して戦う対戦格闘ゲーム。「クウガ」~「カブト」まではPS/PS2で毎年のように仮面ライダーの対戦格闘ゲームが発売されており、この『カブト』はその最終作にして最高傑作となりました。

基本的なシステムはPS2時代によくみられた3Dのフィールドを走り回って戦うタイプの格闘ゲーム。しかし「仮面ライダーカブト」のファンなら思わずニヤリとしてしまうような仕様も。本作では「キャストオフ」「クロックアップ」のシステムがあり、それぞれゲージを貯めることでマスクドフォーム→ライダーフォーム→クロックアップと状態を変化させていくことが可能です。となると、スピードが早いクロックアップが有利かと思われがちですが、キャストオフ時には一定時間の無敵と、飛ばしたアーマーに攻撃判定が発生。これにより相手がクロックアップ状態であっても攻撃を凌ぐことができ、キャストオフやクロックアップのタイミングを巡る、原作さながらの駆け引きが味わえます。

キャラクターの種類も豊富で、サブライダーはもちろんのこと、怪人であるワームや劇場版限定ライダーであるコーカサス、ケタロス、ヘラクスの3人も登場。数が多いだけでなく、各キャラクターともきっちりと作り込まれています。例えば“主人公に瓜二つのダークライダー”という鉄板の設定ながら本編では見せ場がほとんどなかったダークカブトですが、彼にはこのゲームオリジナルの必殺技が存在。「相手の肩口に踵落とし→そのまま足を肩に置いたままベルトを操作→ライダーキック発動、相手を地面に叩きつける」というもので、本編ではあまり見られなかった彼の“ダーク”な一面を堪能することができます。他のキャラクターの技もそれぞれ細部までこだわって作られており、製作者の愛を感じられる傑作対戦格闘ゲームです。

仮面ライダー』(PS)

『仮面ライダー』はその名の通り、初代「仮面ライダー」を題材としたPSの対戦格闘ゲームです。1998年発売と少々昔のゲームですが、スムーズな操作感なのでストレスなく遊ぶことが可能。

本作の魅力は、豊富なボイスやムービーにあります。フルポリゴンで作成されたOPムービーは見ごたえがありますし、ストーリーモードの冒頭には「仮面ライダー本郷猛は改造人間である!」で始まる超有名な一節を聞くことができます。ストーリーモードは「ライダーストーリー」と「ショッカーストーリー」の2種類があり、ライダーストーリーでは戦闘BGMとして「レッツゴー!!ライダーキック」が、ショッカーストーリーでは「悪魔のショッカー」がそれぞれ歌付きで流れるという豪華仕様。

他にも、戦闘が始まる前にはTVの次回予告風の演出が入る、おまけとして「仮面ライダースナック」をモチーフにしたカード集めの要素もあるなど、スタッフのライダー愛がこれでもかと詰まった名作です。随所にネタが仕込まれているので、初代「仮面ライダー」の当時を知らない人がやっても、色々発見があって面白いと思いますよ。

今回「仮面ライダー」を題材としたゲームを3つ紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか? 毎年のように新しいヒーローが生まれる「仮面ライダー」シリーズですが、大好きだったあのヒーローは今も色褪せないまま。時には昔のゲームを引っ張り出して、思い出に浸ってみるのもいいかもしれません。


《サワディ大塚》
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