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【E3 2009】世界が注目するアクション『BAYONETTA-ベヨネッタ』プレレポート

『大神』の稲葉敦志氏や、『バイオハザード』の三上真司氏をはじめ、元カプコンの著名ゲーム開発者が数多く所属するプラチナゲームズ。同社が手がける最新アクションゲーム『BAYONETTA-ベヨネッタ』が、パブリッシャーのセガブースでプレイアブル展示されおり、多くの人だかりができていました。

ソニー PS3
ベヨネッタ
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『大神』の稲葉敦志氏や、『バイオハザード』の三上真司氏をはじめ、元カプコンの著名ゲーム開発者が数多く所属するプラチナゲームズ。同社が手がける最新アクションゲーム『BAYONETTA-ベヨネッタ』が、パブリッシャーのセガブースでプレイアブル展示されおり、多くの人だかりができていました。



『BAYONETTA-ベヨネッタ』は、ディレクターの神谷英樹氏が以前手がけた『デビルメイクライ』シリーズを彷彿とさせる3Dアクションゲームで、2009年秋にPS3とXbox360向けに発売が予定されています。主人公は漆黒のコスチュームを身にまとい、ヒールで闊歩するメガネ美人の魔女ベヨネッタ。両手・両足に拳銃を装備して4丁拳銃で戦う、クーデレ風のお姉様です。

試遊台ではイントロムービーと共に、序盤のステージをプレイできました。ルネサンス風の西洋庭園を進んでいくと、ベビーフェイスに筋骨隆々の天使たちが襲ってくるので、パンチやキック、銃で攻撃していきます。その姿は、どこかハリー・ポッターの世界に迷い込んだアンジェラ・アキといったところ。ジャンプするたびに衣装がひらひらと舞い、まるで美しい漆黒の蝶のようです。

実はこの衣装、魔力で体の表面を髪の毛が覆っているという設定で、コンボを重ねていくと、黒髪を触媒に魔神を召還できます。この時に一瞬、裸になってしまうのがポイント。ちょっとしたセクシー&チラリズムですが、思わず画面に引きつけられてしまいました。

一通りプレーして感じたのは間口の広さと、ケレン味のあるアクション演出、そして日本的なゲームデザインの数々。まずローディング時間にコンボの練習ができるのは嬉しい仕掛けです。PS3なら×ボタンでジャンプ、□ボタンで銃攻撃、△、○ボタンで中攻撃、強攻撃とボタン配置も親指の動きに合わせた、スタンダードなもの。特に狙いをつけずとも、□ボタンで常に敵に銃弾が命中する仕様になっているのも、初心者にとっては嬉しい仕掛けです。

次にバヨネッタの腰をくいっと持ち上げた基本立ちポーズや、魔神召還時の決めポーズなど、セクシーさと強さを兼ね備えたポージングの数々。「基本立ちポーズ一つにもキャラ設定を反映させる」というのは、2D格闘ゲームで良く見られる演出手法ですが、海外の3Dアクションではあまり見られないのも事実。国産ゲームならではの味付けといったところでしょうか。

『ゴッドオブウォー』の大ヒットを受けて、海外ではマッチョな男性キャラが巨大なモンスターを相手に画面狭しと暴れ回る、ストーリー重視のアクションゲームが大流行中ですが、本作はそうしたポイントは押さえつつも、クールな女性キャラが主人公という点が特徴的。製品版の発売が待ち望まれます。
《小野憲史》
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