それによれば、売上高は918億7800万円(前年同期: 10.6%増)、営業利益は146億1800万円(11.4%増)、経常利益は138億0800万円(12.6%増)となり、3期連続での増収増益となりました。
家庭用ゲーム機市場は海外が引き続き好調だった一方で、国内市場は次世代機の一巡もあり低調でした。カプコンのコンシューマーゲーム事業では、満を持して発売した『BIOHAZARD 5』が初回400万本を超える大ヒットになったほか、『ストリートファイター4』も200万本を突破しました。加えて、廉価版の『モンスターハンターポータブル2nd G PSP the Best』や『グランド・セフト・オートIV』『流星のロックマン3』も堅調でした。
一方でアミューズメント施設事業は牽引機種の不足もあり、低調でした。施設では積極的なスクラップ&ビルドを繰り返していて、年度末時点での運営店舗は40店となっています。アミューズメント機器では『ストリートファイター4』が好調でした。
主に携帯電話向けコンテンツ配信事業や遊技機向け関連機器を販売しているコンテンツエキスパンション事業は低調でした。
カプコンでは今期も継続した成長を見込んでいて、平成22年3月期の業績予想は、売上高が950億円、営業利益が155億円、経常利益が147億円を見込んでいます。
編集部おすすめの記事
特集
ゲームビジネス アクセスランキング
-
プレイステーション3版『頭文字D EXTREME STAGE』・・・開発者に聞く
-
久多良木健氏、サイバーアイ・エンタテインメントを設立して活動再開
-
【TGS 2012】IGDA日本がCEDECに引き続き、TGSでもスカラーシップを開催
-
閉店になった洋ゲー専門店「ゲームハリウッド」、海外ゲームソフトは「未来百貨」で販売継続
-
アバターの口の動きがより滑らかに!音声認識リップシンク「CRI LipSync」が「Animaze」に標準搭載
-
『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)
-
なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る
-
シリコンスタジオ、ゲーム開発向けミドルウェア「ALCHEMY」最新バージョン5.0を発表
-
バンダイ、無限に枝豆をつまみ出せる「∞エダマメ」を発売
-
ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)