本作はカードベースのボードゲームで、自分の手札の中からカードを選択、カードの属性を駆使しながら一番最初にゴールを目指します。
毎ターンの最初にプレイヤーはカードを得るかコインを得るかを選択できます。カードは移動系と補助系に大きく分かれ、移動系では「○マス進む」という基本的なものから、「○+コイン マス進む」というような持ってるコインと組み合わせて進むマスが変わるもの、「順位数移動」というような順位によって効果が変わるものが存在します。補助系には、コインを貰えるもの、ライバルのカードを破壊するもの、カードを奪うものなどが存在します。基本的には移動系のカードを使うと自分のターンを終了します。ライバルを動かす種類のカードも存在します。
ゲームのキモは「とびだスゴロク」というタイトルにもあるように、プレイヤーが通過すると、そのマスが飛び出すというものです。逆に言うと、プレイヤーが一度足を踏み入れるまで、先の領域のマスに止まることでどのような効果が得られるのか分からないということです。1位のプレイヤーにとってこれはリスクで、後ろの順位のプレイヤーにとっては先が読めるので有利になります。
各マスではカードが貰えたり、コインが貰えたり、「絵本」に止まると巨大なキャラクターが召喚され、全員に影響があるような効果があります。マスの効果はライバルを動かした時にも発動するので、カードでライバルを進めたり、戻したりして「カードを2枚失う」「コインを1枚失う」といったマスに入れて妨害することも可能です。
サイコロを振るボードゲームと異なり、手札にあるカードから計算しながらプレイできるので、かなり思考ゲームの要素が入ってきます。自分の手札とライバルの手札を計算しながら、妨害をしながら、一番乗りを目指します。面白いのは「普段の行い」という要素。余りライバルに嫌がらせをし過ぎると"普段の行いが悪かったのでカードが1枚しかもらえなかった"というような効果もあります。良い子ちゃんで行くのかちょいワルで行くのか、ここも駆け引きです。
どちらかというとじっくり思考しながら駆け引きを楽しむタイプのゲームですが、かといってルールが複雑なわけではなく、一度プレイすれば誰もが飲み込める内容です。「飛び出す絵本」のようなマスが飛び出す仕草やキャラクターや世界も可愛らしくゴールデンウィークなど大人数で遊ぶにはぴったりのゲームです。
ステージは2種類ですが、それぞれ毎回自動生成で異なるマス配置で遊べるので、何度でも楽しめます。
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