「Offical Nintendo Magazine」はWiiウェアの開発に関する興味深い記事を発表しています。Wiiウェアの開発キットの価格は3000ドル(約29万円)。他機種の開発キットと比べるとなかなかの安さになります。Wiiウェア『Super Meat Boy』のEdmund McMillen氏は任天堂オブアメリカ(NOA)のReggie Fils-Aime氏に自作ゲームのビデオを郵送したことがきっかけでWiiウェアの開発をスタート。『Super Meat Boy』の原形となる『Meat Boy』のマップパックを作ることで開発キットの代金を捻出したと言います。発売予定のWiiウェア『Gravitronix』を手がけたMedaverseのリードデザイナーJesse Lowther氏は任天堂の姿勢に関して、作品内容ではなく技術面のみのアドバイスであり、人々のWiiをレンガで囲わないようなものであると表現。自らのアイデアに妥協したくないデベロッパーにとっては幸運なできごとであるとコメントしています。デベロッパーが望むなら自らの作品をマリオクラブに出すこともでき、Wiiウェアに関するフィードバックを得ることもできるが、これに従うかどうかはデベロッパー次第とのこと。Wiiウェア『Eduardo The Samurai Toaster』の開発者であるDaniel Coleman氏は「任天堂はデベロッパーができうる限り自己を表現することを望む」とコメント。また、『ロストウインズ』を手がけたSteve Burgess氏は「我々は『ロストウインズ』を将来の可能性であり、閉じこめられた小売りタイトルでないことは重要である」と語ります。3000ドルからスタートできるWiiウェアは、デベロッパーにとってかなりやりやすい環境が整っているようです。
Switch 2を持ち寄った『勝手にロンチパーティー』は予想外のタイトルが大盛り上がり。次回もやります(テクノエッジ アルファ ゲーム部) 2025.7.3 Thu 22:00 Nintendo Switch 2発売翌日の6月6日、都内某所で『Switch 2勝手…