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マーベラス資本増強、ハイエンドゲーム機向けタイトル開発に充当

マーベラスエンターテイメントは9日、同社社長の中山晴喜氏を割当先とする第三者割当増資を実施すると発表しました。これにより中山氏の出資比率は19.5%から44.9%となり筆頭株主となります。

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マーベラスエンターテイメントは9日、同社社長の中山晴喜氏を割当先とする第三者割当増資を実施すると発表しました。これにより中山氏の出資比率は19.5%から44.9%となり筆頭株主となります。

出資額は約5億円で、ハイエンドゲーム機向けのゲーム開発に充当するとしています。ゲームの開発費用は約10億円を見込んでいて、そのうち半額を増資によって賄うことになります。新たなゲームはマルチプラットフォームで、日米欧で展開する計画だということです。

また、マーベラスはデジタルコンテンツ資産の減損処理や本社の移転費用を計上するため赤字決算となり、3月末時点での株主資本の利益剰余金がマイナスによなる見込みで、新たに調達した5億円はこのマイナス部分に相当する金額でもあるとのこと。

マーベラスでは経費削減のために現在の恵比寿ガーデンプレイスから7月に品川シーサイドに移転するほか、希望退職者を募り23名が退社することが決定するなど、経営改善策を進めています。
《土本学》
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