人生にゲームをプラスするメディア

アマチュア開発者が100日の座り込み−DSゲームを自力開発、正式発売のためSDKを要求

アマチュア開発者が任天堂オブアメリカ(NOA)に抗議して100日間の座り込みをスタートしました。

任天堂 DS
アマチュア開発者が任天堂オブアメリカ(NOA)に抗議して100日間の座り込みをスタートしました。

アマチュア開発者であるRobert Pelloni氏はニンテンドーDS用のRPG「Bob’s Game」を開発。正式に発売すべくNOAにSDK(ソフトウェア開発キット)の提供を求めましたが、誠意ある対応が得られなかったとして100日間の座り込みを開始しました。



Pelloni氏はゲームデベロッパーズカンファレンス(GDC)に出向くなどしてNOAと直接コンタクトを取りましたが、希望が叶えられることはありませんでした。
”Nintendo game”が作りたかったというPelloni氏は「Bob’s Game」の開発に5年の歳月をかけており、SDKの提供を受けて「公認のツールで公認のゲームを開発する公認の開発者になる」ことが希望。「今まではゲームを作りたければEAに就職して一部のパートを手がけるしかなかったが、私は全て自分でやりたかったので、このようにした」とのこと。
これまでの経緯に関して「自作ソフトと商用ソフトの線引きを曖昧にすることになるので任天堂はこれを好まないのだろう」とコメントしています。

Pelloni氏の座り込みは自室で行われ、その模様は公式サイトでWEBカメラを使って中継されています。100日間出られないように部屋の入り口には外からバリケードが築かれ、食料は週に一度友人が補充してくれることとなっているとのこと。

「私のサイトには一日数千の読者が訪れ、その中には小売りや雑誌の関係者、任天堂の従業員もいる」とするのが氏の主張。「任天堂に「Bob’s Game」をプレイしたいと知らせて欲しい」と協力を要請しています。

「Bob’s Game」には200人以上のキャラクターが登場し、時間や天候の変化と言った要素が存在。解くのに20時間程度を必要とするとのこと。

氏の要求が通るのか、座り込みがどうなるのか、事態の推移が注目されます。
《水口真》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

任天堂 アクセスランキング

  1. 【特集】『スーパーマリオ オデッセイ』小ネタ12選!知ればマリオの旅がもっと楽しくなる!?

    【特集】『スーパーマリオ オデッセイ』小ネタ12選!知ればマリオの旅がもっと楽しくなる!?

  2. 任天堂の不思議なキャラ10選

    任天堂の不思議なキャラ10選

  3. 【特集】『星のカービィ』一番強いのはどれだ!?最強コピー能力10選

    【特集】『星のカービィ』一番強いのはどれだ!?最強コピー能力10選

  4. 『あつまれ どうぶつの森』風呂やプールに入る裏技が発見される!?いろいろな家具の中に入ってみた

  5. 『スーパーマリオブラザーズ 35』全コース攻略!パワーアップ・1UP・10コインの場所やループ脱出法を動画&画像で解説

  6. 【こーの『あつまれ どうぶつの森』マイデザイン講座】誰でも簡単にできる、可愛い石畳の作り方を解説します!

  7. 『スプラトゥーン3』で真っ先に慣れたいジャイロ操作のコツ―初心者はまず、思わず傾く体をこらえて!

  8. ヨッシーが食べる珍味10選!それ、おいしいの? それとも……。

  9. SF人狼ADV『グノーシア』の「ジナ」が魅力的すぎるので話を聞いて欲しい─彼女が深刻に好きなあの人からのコメントも

  10. 【実験】アイレムのファミコンカセットに付いてたLEDライトは、夜間どれくらいの距離まで認識できるのか?

アクセスランキングをもっと見る