本作のジャンルは「防御型フォーメーション・マネジメントゲーム」と銘打たれていて、城を舞台に、防衛側に立って、攻め立ててくる敵を、適切な場所に兵力を配置することで撃退していくというゲームです。
プレイフィールドは城内の一部となり、敵は道なりに城内に攻め入ってくるので、その途中に兵力を配置します。途中で撃退できずに門まで到達され、攻撃を受け、侵入を許してしまうとプレイヤーの負け、逆に一定数の敵の軍勢を全て撃退すればプレイヤーの勝ちです。
プレイヤーが配置できるユニットには「槍兵」「弓兵」「鉄砲」「大将」「大砲」の5種類があり、それぞれ配置するには資金が必要になります(「槍兵」は安いけど、威力の強い「大砲」は高い、など)。また、「槍兵」は地上しか攻撃できませんが、「弓兵」や「鉄砲」や「大砲」は空から侵入してくる敵を攻撃することができ、「大将」は自身の能力はそう高くないものの、近接するマスに置かれたユニットの能力を上げてくれます。各ユニットは強化することもできます(時間を消費します)。敵を倒すと資金が得られ、兵力を増強できます。味方の能力を一時的に上げたり、敵を足止めできるアイテムを得られる場合もあるようです。
担当者の方は「詰められない将棋」と本作を表現してくれました。次々に襲ってくる軍勢に、いかに詰められないように味方ユニットを配置していくかがこのゲームのキモです。当初は資金が限られます、少ないユニットで適切な場所に配置しなくてはなりません。次第に襲ってくる相手は体力のある敵になってきます。ユニットを強化する必要がありますが、強化する際は一定時間をロスすることになります。また地上を歩く敵だけでなく、空中からタコに乗って襲ってくる敵にも対処しなくてはなりません。タッチペンでチマチマと画面をタッチしながら、色々な事にリアルタイムに対処していく、これが本作の魅力です。
今回は一番難易度の低いステージをプレイしたのですが、日本全国の城をモチーフに十数個の城が用意されていて、それぞれ一の丸、二の丸、三の丸、のように3つのステージがプレイできるようです。最初の方のステージは何となくユニットを配置していれば勝てますが、難易度の高いステージになってくると、戦略的に配置しないとクリアできなくなっていくそうです。
派手さはありませんが、チマチマとプレイする、携帯ゲーム機としてぴったりな良作であると感じました。可愛いキャラが頑張って敵と戦う様子もGoodです。
『風雲!大籠城』は河本産業より2009年春発売予定です。
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