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米ルーカスアーツ、100人規模のレイオフ―内製からライセンシング重視への転換?

報道によれば「スターウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」で知られるルーカスフィルムのゲーム部門であるルーカスアーツは、複数のプロデューサークラスを含む75〜100人規模のレイオフを実施したということです。同社は『LEGO Indiana Jones: The Original Adventures』をマルチプラットフォームでリリースしたばかりです。

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報道によれば「スターウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」で知られるルーカスフィルムのゲーム部門であるルーカスアーツは、複数のプロデューサークラスを含む75〜100人規模のレイオフを実施したということです。同社は『LEGO Indiana Jones: The Original Adventures』をマルチプラットフォームでリリースしたばかりです。

ルーカスアーツでは4ヶ月前に社長を務めていたJim Ward氏が「個人的な理由」から退任していますが、その影には「スターウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」のゲームを社内で開発して販売するよりも、他のゲームメーカーにライセンス供与した方が利益を生むのではないかという意見の対立があった模様です。4月には元EA COOのDarrell Rodriguez氏が社長に就任していますが、その時からレアオフが噂されてきました。

レイオフには発売したばかりの『LEGO Indiana Jones: The Original Adventures』や『LEGO Star Wars: The Complete Saga』といった作品を手がけたプロデューサーのShawn Storc氏も含まれているということです。開発部門、QA、コンプライアンスなど多数の部門に渡っているとのこと。ただ、同社では社内開発は残すと主張しています。

ルーカスアーツは先日、米国のゲーム業界団体ESAのメンバーシップを更新しない決定をしたことでも注目されました。
《土本学》
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