人生にゲームをプラスするメディア

今どきゲーム事情■杉山淳一:『A列車で行こう8』デジタル鉄道玩具の車両たち〜ゲームの主役である列車を中心に紹介〜

『A列車で行こう8』は、走る列車と変化する街並みを眺めて楽しむ箱庭ゲーム Copyright 2008 ARTDINK.All Rights Reserved. ※クリックで拡大画面を表示

PCゲーム オンラインゲーム
今どきゲーム事情■杉山淳一:『A列車で行こう8』デジタル鉄道玩具の車両たち〜ゲームの主役である列車を中心に紹介〜
  • 今どきゲーム事情■杉山淳一:『A列車で行こう8』デジタル鉄道玩具の車両たち〜ゲームの主役である列車を中心に紹介〜
  • 今どきゲーム事情■杉山淳一:『A列車で行こう8』デジタル鉄道玩具の車両たち〜ゲームの主役である列車を中心に紹介〜
  • 今どきゲーム事情■杉山淳一:『A列車で行こう8』デジタル鉄道玩具の車両たち〜ゲームの主役である列車を中心に紹介〜
  • 今どきゲーム事情■杉山淳一:『A列車で行こう8』デジタル鉄道玩具の車両たち〜ゲームの主役である列車を中心に紹介〜
  • 今どきゲーム事情■杉山淳一:『A列車で行こう8』デジタル鉄道玩具の車両たち〜ゲームの主役である列車を中心に紹介〜
  • 今どきゲーム事情■杉山淳一:『A列車で行こう8』デジタル鉄道玩具の車両たち〜ゲームの主役である列車を中心に紹介〜
  • 今どきゲーム事情■杉山淳一:『A列車で行こう8』デジタル鉄道玩具の車両たち〜ゲームの主役である列車を中心に紹介〜
  • 今どきゲーム事情■杉山淳一:『A列車で行こう8』デジタル鉄道玩具の車両たち〜ゲームの主役である列車を中心に紹介〜


 「A8」に登場する車両たちは、いわゆるスケールモデルではありません。運転台のある正面、つまり車両の顔部分は実車にそっくりです。しかし、車両の長さを短縮しているので、側面が実車とは異なります。このデザインは前作「A列車で行こう7」から採用されましたが、鉄道ファンからもA列車シリーズファンからも賛否両論となりました。

 「A列車で行こう7」は「A列車で行こう4」をベースにしています。「A列車で行こう4」の車両はマッチ箱そのもので、かなりプレイヤーの想像力を必要としました。それに比べて「A列車で行こう7」では車両のリアリティは格段に向上しました。ただし、「A7」以前のA列車シリーズ、「A5」「A6(PS2版)」「A21(PS2版)」「A列車で行こう21st Century」では、車両を短縮しないシステムを採用していました。「せっかく車両をリアルに描くように進化したというのに、A7では短縮モデル。これは退化だ」という意見があることも事実です。

 そして、今回の「A8」は「A7」の3D版。遠目で見ていた「A7」の車両たちを拡大すると、短縮具合が際立ってしまいました。

実物の小田急3000系(左)とA8に収録された姿(右)。顔はそっくりに再現できているが側面は短縮されている ※クリックで拡大画面を表示


 私はA列車シリーズは「鉄道玩具」の範疇だと思うので、短縮モデルはあまり気になりません。鉄道玩具の代表格であるプラレールや、コレクターも多数存在するBトレインショーティの例もあります。A8の車両たちだってかわいいじゃありませんか。リアルな車両を眺めたいなら鉄道模型シミュレータがあるし、本物の鉄道模型で遊べばいいと思います。もちろん次回作「A9」で改善してくれたら嬉しいですけれど、どちらかと言うと車両単体よりも、編成のスケールを再現してほしいと思います。「A8」は最大7両編成までの制限があります。しかし大都市の鉄道は8両編成以上が当たり前。山手線は11両編成、東海道線は15両編成もあります。「A8」は列車を走らせて街が成長するとビル街に発展するゲームです。高層ビル街には長編成の電車を走らせたいものです。

東海道線の113系15両を再現。静止状態で並べてみた姿。残念ながら走らせると分離します ※クリックで拡大画面を表示 こちらは常磐線の15両。実車の103系最長編成記録を再現。駅も3つ並べました。本物らしくなったでしょ? ※クリックで拡大画面を表示


■車両選択のこだわり―路線・電化方式・線路幅で車輛をチョイス

《杉山淳一》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

PCゲーム アクセスランキング

  1. 『Apex』アッシュとパスファインダーのかけ合いに胸キュン…“元カノ”にぞっこんな特殊セリフも

    『Apex』アッシュとパスファインダーのかけ合いに胸キュン…“元カノ”にぞっこんな特殊セリフも

  2. PC版『ノスタルジア Op.3』プレイレポ─MIDIキーボードで誰でもピアニスト気分! 『BEMANI』のダークホースはトップに躍り出るか

    PC版『ノスタルジア Op.3』プレイレポ─MIDIキーボードで誰でもピアニスト気分! 『BEMANI』のダークホースはトップに躍り出るか

  3. 【特集】『Wallpaper Engine』の使い方―Steamで人気の“動く壁紙”作成ソフト

    【特集】『Wallpaper Engine』の使い方―Steamで人気の“動く壁紙”作成ソフト

  4. 『ポケカ』をPC/モバイルで!基本無料『Pokémon Trading Card Game Live』海外向けに発表

  5. 『FF14』最高にエモいスクショを撮りたい! エモートテクニック4選

  6. オンラインゲーム一週間「管理側による不正、『戸枝事件』に終わりは来るのか」

  7. 【年末年始】Steamの名作ビジュアルノベル10選

  8. 『サイバーパンク2077』むちむちボディなメカニック「クレア」の二の腕とふとももが、私の心を掴んで離さない

  9. 「ゲームの公平性を損なうプレイについて」―『VALORANT』公式声明を受け、「ぶいすぽっ!」「Crazy Raccoon」メンバーが厳正処分

  10. 【レポート】艦これ×一番カフェ「艦娘だらけの海の家」に潜入!「白露」や「村雨」の録り下ろしボイスも楽しめる

アクセスランキングをもっと見る