――アナリストの一部は任天堂が多くの内部留保や才能を抱えているにも関わらずライバルが多く居る市場の中で非常に保守的であることを「眠れる龍」だと評しています。あなたはこの見解に同意しますか? どのように反論しますか? また任天堂は次の「レボリューション」のライフサイクルでどのような成長を遂げると考えているのでしょうか?
1980年代の初期から任天堂はこの世界でほんの一握りの龍でした。そしてご存知のように、私達は1990年代そして今に至るまで業界をリードし、ゲームは娯楽の1つとして永遠に確立されました。当然のように私達は多くの競争者に標的とされるようになります。市場が拡大するに従って競争はより激しくなりました。誰が市場の一部だけを望むでしょうか? しかし、任天堂がこれからも活発な革新者で、ユーザーを刺激する製品を作り続け、確たる地位を維持する、ということにあなたは賭けることができます。
ここにはこれ以上断定的なものはないでしょう。これはいまこの業界に在り競争に晒されている全ての会社にとっても同様です。私達は昨年、音楽ツアーや他の企業と連携してゲームを体験する機会を提供するような草の根的な活動で、私達が依然強力であることを確認しました。私達はこのような努力を続け、ユーザーや(IGNの)読者が任天堂に何を望むか耳を傾けていきます。任天堂がクオリティと楽しさの為に設立されたということを覚えておいて下さい、私達は何かする上で次善に安住することは決してありません。
将来や「レボリューション」について個別の戦略を議論するのは少し早過ぎます。しかし私達はゲームキューブの立ち上げから多くを学んだ、と伝えることができるでしょう。私達は強力な同発ラインナップが「レボリューション」の成功に決定的に重要だと悟りました。私達はどのような技術や体験が市場に問われているか理解します。私達の財務やクリエイティブな資産が非常に強力であるのは確かに事実で、これから数年間はこの筋肉を過去なかった程、フルに活用していくでしょう。
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