THE WALL STREET JOURNALはテイク・ツー・インタラクティブがMLB選手会との間で今後7年間の肖像権などの使用契約を間もなく締結すると伝えました。今後はMLBとの間でも球場やチーム名の使用権に関して交渉を続けていくとのことです。
契約は今週にも発表される見込みで、今後7年間で8000万〜9000万ドルを支払います。選手会に近い筋によれば、今後テイク・ツーが予定する1億5000万ドル近い野球ゲームへの投資を評価したものだそうです。この契約ではフラットフォーマーである任天堂、ソニー、マイクロソフトを除くサードパーティではテイク・ツー以外がこれらを使用することが不可能となります。
テイク・ツーはESPNブランドで昨年発売したスポーツゲームが高い評価を受け、この分野をより強化する計画でしたが、ライバルのEAがNFLとの独占契約を結んだのに続いて、ESPNとも独占契約を結んだことで、先行き不安となっていました。今回の契約はテイク・ツーの最初の反攻と言えるでしょう。
これに関してEAのスポークスマンのJeff Brown氏「これが締結されたとしても、単にEAを排除するだけで、他のパブリッシャーは野球ゲームを作ることができる。これは高価な契約だ」としました。
《土本学》
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