ゲームは「マッチレース」、「スロラーム」、「トリックアタック」、「タイムアタック」から成ります。「マッチレース」はライバルとの1対1の戦いです。決められたコースで全てライバルに勝てば次の難易度にチャレンジ出来ます。「スロラーム」はポイントをクリアしていくものです。
雪の感覚こそテン・エイティ
今冬発売されたスノーボードを題材としたゲームはこの『1080゜SILVER STORM』ともう1つ『SSX3』がありますが、それと比較した場合一番違うのはこの雪の感覚です。評判には聞いていましたが、これは誇っていいなと感じました。テン・エイティを構成する全ては雪の感覚を味わう為の物だと言っても良いですね。パウダーの状態によって、スピード、加速、グリップ、、、は常に変化していきます。それを見ながら、正確なライン取りを確認していく、レースの楽しさを最大限に引き出していると思います。
エクストリームは必要か
今回は1つの目玉として雪崩が盛り込まれています。私が見たのでは、マッチレースの決まった部分で発生してムービーが一旦入ってまた操作に戻るという物でした。確かに、ゲームにスリルをもたらすという効果はあると思います。「リアルな雪の感覚でストイックなレースを」という良い面がある事を考えると、雪崩のようなエクストリーム的な要素や過剰なコース上の仕掛けは本当に必要なのかどうか多少疑問に思います。何せアクションゲームの延長の『SSX』と違って、超人的な動きが出来る訳でもない、そういう所に仕掛けを入れるのはレースを妨げる悪い面の方が大きくなるのではないかと感じました。
そのほかいろいろな部分
NSTというで気になるロード時間は『ウェーブレースブルーストーム』のような酷さは消えました。気にならない程度です。ロードがあるのはステージのロードくらいです(大体5秒くらい)。グラフィックは『SSX3』より多少綺麗です。フレーム落ちのような物は確認できません。メニューなどのキーレスポンスは良好。
まとめ
結論から言えば、10年に1本の傑作とかそういうレベルではありませんが、合格点はあげられる出来です。ストイックに雪の上のレースを楽しみたい方に強くオススメしたいです。タイムアタックとトリックアタックで一冬越せるような、あなたです。逆に4つのモードはあるものの、ゲームの幅という面では少し寂しさを感じます。レースを楽しみたい人→このゲームを、爽快感味わいたい人→SSX3、でほぼ間違いありません。残り少ない冬を楽しみましょう!
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