流れてくる記号に合わせて太鼓を叩く、「太鼓の達人」というゲームが流行りました。ちょうど絶頂期のころ、ナムコの広報さんに他の機種では出さないのか、とちょっと話をした事があります。そのときはお茶を濁されてしまったのですが、今思うとこれなのかという気がします。任天堂とナムコのコラボレーションでお届けする『ドンキーコンガ』です。
基本的なシステムは「太鼓の達人」と変わりません。一番変わってるのは太鼓ではなく、コンガというタルを2つ繋げたような楽器を使うことです。もう1つ大きいのは手拍子を感知する手拍子センサーが付いていることですね。感度がいいので、集まってワイワイ遊ぶのに最適です。ちなみに手拍子センサーは太鼓のように側面を叩いても反応しちゃいます(邪道?)。
コンガに初挑戦
私、恥ずかしながら音ゲーをやり込んだ事がありません。んで、もちろんコンガなる楽器を実際に触った事はおろか見た事さえない訳です。このゲームの為に用意されたコンガ―「タルコンガ」は、幅が30cm、奥行き14cm、高さ16cmとそれなりの大きさです。プラスチック製で、頑丈そうです。コンガの左右はアナログボタンが入ってるようです。叩くとそれっぽい音が鳴ります。膝の上に置くと遊びやすいです。
まずメインモードの「ストリートライヴ」に挑戦してます。難易度はイージー、ハード、エキスパートの3つで音符の数が違います。それぞれ〜クールというのもあって、これは音符がタルで隠されて見えない状態で演奏するという難易度の高いモードです。難易度を選択したら、曲を選びます。
難易度イージーで曲はいちばん簡単そうな「森のくまさん」を選んでみます。イージーは結構簡単です。音符は右、左、同時、手拍子、の4種類で、それをちゃんと覚えて慣れれば大丈夫だと思います。ちゃんと音符を間違えずに続ければコンボになって得点がどんどん入ります。曲にはノルマが設定されていて、それを達成すればライブの報酬がもらえます。
ドンキータウンでお買い物
「ストリートライヴ」で演奏をしていくとお金が貯まります。このお金で、色々なものを買えます。「楽器屋」では音色を売っています。コンガを叩いた時に鳴る音を変えられます。音色は最初は「コンガ」と「ファミコン」の2種類があって、「コンガ」は普通のコンガの音ですが、「ファミコン」にすると初代ドンキーの効果音が鳴るようになります。「ゲームショップ」ではミニゲームが売ってます。タルコンガを使ったもぐらたたきなどが買えます。「レコード店」ではエキスパート用の楽譜を売ってます。これを買わないと難易度のエキスパートは遊べません。
イチオシはトルコ行進曲
いろんなジャンルの曲が収録されていますが、中でもオススメしたいのはクラシックの曲です。「トルコ行進曲」や「ハンガリー舞曲」などよく耳にする曲が収録されています。特に「トルコ行進曲」は個人的にオススメ。難しい所をクリアして最後をちゃんと決めた時の気持ちよさは!もちろん他の曲にも言える事ですけどね。だんだん気持ちが高ぶってきてコンガを叩くのが強くなるので、近所迷惑にならないようにしましょう。夜中の10時ごろに隣から太鼓やコンガの音が聞こえた時には殺意が沸くくらい腹立つので気をつけましょう。
他は「Fly High」なんて結構好きです。結構難しいです。簡単な曲だと「明日への扉」は最初やるのに最適です。ポップス系は全体的に難し目な気がしました。「スーパーマリオのテーマ」もやりがいがあります。
拡張ディスクに期待?
『ドンキーコンガ』には童謡からポップまで32曲が収録されています。幅広いラインナップは良いのですが、もう少しもっと色んな曲で遊びたいというのが素直な感想。新曲を追加するのは検討されているようなので、期待したいところです。3000円で20曲くらいで。。。GLAYも入れてくれればあとは文句ありません(笑)。
ま、年末にわいわい盛り上がるゲームとしてこれ以上のゲームはないでしょう。オススメです。
《土本学》
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