人生にゲームをプラスするメディア

GC『天外魔境』ステージイベント

PCエンジンにて一世を風靡したハドソンの1大RPGシリーズ『天外魔境』。PC-FXにて発表されていながら諸事情の中で開発が中止されてしまった3の復活とともに、名作と名高い2が最新技術によって11年ぶりに生まれ変わりました。天外魔境2の総合ディレクター三上哲氏、さらに天外魔境3の制作監督芳賀タカヒロ氏を迎えてのステージイベントの様子をお伝えします。

任天堂 ゲームキューブ
ロスト プラネット 2
  • ロスト プラネット 2
  • ロスト プラネット 2
  • ロスト プラネット 2
PCエンジンにて一世を風靡したハドソンの1大RPGシリーズ『天外魔境』。PC-FXにて発表されていながら諸事情の中で開発が中止されてしまった3の復活とともに、名作と名高い2が最新技術によって11年ぶりに生まれ変わりました。天外魔境2の総合ディレクター三上哲氏、さらに天外魔境3の制作監督芳賀タカヒロ氏を迎えてのステージイベントの様子をお伝えします。

CMをベースにしたVTRによって幕を開けたステージ。VTRはCMの後に戦国卍丸のテーマ曲をバックにキャラクターの紹介や各種ゲーム画面、ムービーシーンを構成したVTRが流れました。

まず、何故今2が復活したのかの理由について語りました。諸事情によって中止された3の開発ですが、その後もユーザーや新たに内部に入ってくる『天外』を経験したスタッフの中から「なぜ天外を作らないのか?」という声は絶えなかったそうです。そんな中でコナミとの戦略提携を結ぶことになり、ボンバーマンや桃太郎電鉄に並ぶRPG部門での柱が必要だ、ということから『天外魔境』の復活に踏み切ったそうです。復活にあたり、やはり中止になった3をリリースすることはもちろんなのだが、それには時間がかかりすぎるため、まず2をリリースしてもうちょっと3を待って頂こう、ということで先に2をリリースすることになったそうです。

7月7日に発表会を兼ねたイベント「覚醒祭」を前に行われた「天外魔境プロジェクトヒット祈願」のシーンも上映されました。

天外魔境2の総合ディレクターを努めた三上哲氏によると、『天外2』は11年を経た今でもまったく現行のソフトに劣るものではない。シナリオなどの類には手を触れず、グラフィックやサウンドの面から最新技術を投入し、新しく生まれ変わった、と述べています。

その後パーティキャラとなる「戦国卍丸」、「カブキ団十郎」、「極楽太郎」、「絹」の4人が紹介され、また個性豊かな敵キャラについても言及がありました。「心の底から憎むべき敵はいない」という一言が印象的です。

また、舞台となっているジパングについては、「外国人の視点から見て勘違いされた日本」というポイントをベースに組み上げられているそうです。その象徴として、シリーズに登場する「土偶ロボ」などがあげられていました。

そして話は注目の『天外魔境3 NAMIDA』へと移ります。三上氏はこれまでずっと2に関わっており、今後3へ移行されるそうです。また、ここで3の制作監督を努める芳賀タカヒロ氏が参入されています。

『天外3』はもともと2Dで作られていた1、2とは異なり、最初から3Dで作ることを前提として全体が制作されているそうです。キャラクターの表示も完全3D化され、デザインもそれを想定して行われているそうです。画面を用いて主人公の「ナミダ」、ヒロインの「壱与」の他、「伊賀のくのいち ツグミ」、「孤高の剣豪 籐兵衛」、「牛法師 猛覚」などが登場しました。また、主人公とヒロインの間に隠された関係が存在し、それが次第に明らかになっていくのだそうです。

また、システム面でもアクション性を取り入れた3独自の戦闘システムが導入されるそうです。

ステージの終盤では『天外3』のトレイラームービーが放映され、前述の藤兵衛が、ナミダであろうと思われる赤ん坊を連れて馬で疾走するシーンなどをはじめとするアニメを中心とした映像が公開されました。

また、ステージの後、『天外2』の総合ディレクターを努めていた三上哲氏にお願いしてソフトに付属していた小冊子「覚醒の書」にサインを頂いてしまいました。心より御礼申し上げます。
《》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

任天堂 アクセスランキング

  1. 『パワポケR』発売でトラウマが蘇る!?プレイヤーに衝撃を与えた「彼女キャラ」3選

    『パワポケR』発売でトラウマが蘇る!?プレイヤーに衝撃を与えた「彼女キャラ」3選

  2. 眠れない夜に『あつまれ どうぶつの森』を遊ぶと楽しい8つの理由─夜中にこそ見える世界もある

    眠れない夜に『あつまれ どうぶつの森』を遊ぶと楽しい8つの理由─夜中にこそ見える世界もある

  3. “ナルガライト”は決して万能ではない!『モンハンライズ』で貫通ライトボウガンを使いこなすための正しい知識と注意点

    “ナルガライト”は決して万能ではない!『モンハンライズ』で貫通ライトボウガンを使いこなすための正しい知識と注意点

  4. 『ポケモン ダイパリメイク』あの懐かしのキャラクターも参戦!? 劇場版AGからの訪問者たち

  5. 『モンハンライズ』太刀の操作方法・立ち回りを解説!「特殊納刀」がとにかく熱い、圧倒的な手数で敵を斬れ!【個別武器紹介】

  6. 『MOTHER2』一度でいいから食べてみたい作中の料理10選

  7. “爆乳P”高木謙一郎が『ぎゃる☆がん2』をプレイ! 「○○だけ吸いたいですね」と熱すぎる要望も呼び出す

  8. スイッチのボタン割り当て機能で『スプラトゥーン2』に革命が起こる? いろいろな可能性を試してみた

  9. 意外に知られてない!?設定上“性別”が想定されていた伝説のポケモンたち

  10. 主人公は触手のクリーチャー!?人間を襲って喰らう異色のアクション『CARRION』でパニックホラーの怪物気分を味わった【プレイレポ】

アクセスランキングをもっと見る