どうしても『スプリンターセル』の面影を感じるゲームですが、実際には『ローグオプス』はそれとは違ったゲーム性を持つゲームです。確かに『スプリンターセル』と同様に敵から身を隠し、自分の姿を消して生き延びる、という方向性は同じで、同じジャンルのゲームとは言えますが、もっと違う風味を持ったゲームなのです。
コントロールについて少し触れておきます。まず自キャラの移動は、前後の移動にコントロールスティック、左右の移動にCスティックを使用します。もちろんアナログですので軽く倒せばゆっくり、深く倒せば速く進みます。こっそり敵に近づいて脊髄を割って倒す、ような事も可能になります。敵を銃で殺しても良いのですがそうするとその血によって他の敵などに警戒されたりするのでこういう倒し方は重要です。
画面上には敵の警戒度を現すアラートが表示されているそうです。アラートには3色があります。イエローは近くの敵が扉の開く音や銃声を聞いたというレベルです。オレンジは敵の誰かが自分に気付いたという事を示します、しかしエリア全体は未だ自分には気づいていません。レッドは回りの全ての敵が自分の存在に気付いた事を示します。こうなると全ての出入り口で敵と戦う事を強いられるでしょう。また幾つかのミッションではこのレベルになると作戦行動が非常に困難になるでしょう。
『ローグオプス』では何をするにしても幾つかの解決法が用意されています。例えば4人の敵が居る部屋で全ての敵を倒すのは容易ではありません。部屋を見渡せば何らかのアイテムがあるでしょう。例えばピアノなんてものも。ピアノを弾いて敵の1人を誘い出し、静かに殺す。それを順番にやれば、ミッションクリアは容易になるでしょう。
ゲームは「血の気の無い殺し」というテーマを持っています。これはシステムに組み込まれていて、プレイヤーは敵の後ろをこっそりと移動しているとメーターが上昇している事に気付くでしょう。このバーが長ければ長いほど良くて、敵の真後ろに行けばメーターは最大になります。この状態ではコントローラーを使ってコンボを発動する事が出来ます。もちろん近づけば敵に見つかる危険性は増しますしコンボが失敗に終れば敵はプレイヤーを粉々に粉砕するでしょう。
最後にIGNは『ローグオプス』はケムコの近年のラインナップの中で最も良いゲームというのは間違いないとしています。FPSではGC『ダイハード』などで経験のあるビット・スタジオの開発ですので発売は少し先ですが面白いものになるのではないでしょうか。国内でも発売される事を期待したいですね。
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