ドイツはヘッセン州のDPolGチェアマンであるHeini Schmitt氏は今回の乱射事件が暴力的なビデオゲームとも関連がないわけではないと主張。ドイツの若者の3分の1は「定期的かつ依存的にバーチャル世界へ逃避」しており、こうした状況下ではレーティングは無視され、「バーチャルな殺戮世界への逃避が今回のような正気ではない行為をもたらす」とするのがSchmitt氏の考え方。
「キラーゲームがなくなるなら、世界はこれ以上悲惨にならない」とコメントしています。現地の小売店チェーンGaleria Kaufhofが4月から高レーティングのゲームと映画を一般向けのものよりも離れたところに配置する計画を明らかにするなど、事件の波紋はゲーム界にも広がっています。
既に『カウンターストライク』や『FAR CRY2』などのゲームに原因を求める声が上がっているものの、銃社会の方に問題があるとする見方もあり、EDGE-ONLINEには「彼の人生からゲームを取り除いたとしてもいつか大量殺人は起こっただろう。マシンガンを取り除いたなら、大量殺人は二三のアザと黒い目で済んだだろう」と銃社会の問題点を突いたコメントも寄せられています。
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